ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

南海高野線1(河内長野~橋本)

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7月4日(水)。

ここは和歌山県橋本市にある南海高野線紀見峠駅です。




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昨日(7月3日)、和歌山電鐵貴志川線貴志駅から和歌山駅に戻り、和歌山線に乗り換えて橋本駅まで行き、さらに南海高野線で3つ目の紀見峠駅で降りたのです。

ここが2泊目の宿泊地で、この地にしたのは、宿が駅から徒歩5分と近く、温泉が付いているからです。


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紀見峠は大阪府和歌山県の境目で、山奥にひっそりと村落が形作られているようでした。

川のせせらぎ、ヒグラシの鳴き声が響き、ずいぶん田舎なような気配ですが、踏切と高野線の頻繁に行き交う音で、せっかくの田舎色が薄れてしまっています。




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※路線図は南海電鉄ホームページより引用   http://www.nankai.co.jp/traffic/railmap/koya.html

さて、これから乗る南海高野線は、汐見橋駅(左上)から極楽橋駅までを結ぶ全長64.5kmの路線ですが、岸里玉出で系統が完全に分かれており、汐見橋駅から岸里玉出駅間は事実上の別路線で、名実ともにふさわしいのは、なんば駅を発着する本線乗り入れとなっています。

私の未乗区間は、河内長野駅から極楽橋駅までの36.5kmで、なぜこんな中途半端に残したかと言えば、以前(ここ3年以内)になんば駅からそこまで乗って、近鉄長野線に乗り換えてしまったからです。

おかげで、近鉄長野線道明寺線に乗ることはできたものの、南海高野線が南半分を残した形となりました。




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そういうわけで、まずいったん上り列車で河内長野駅へ向かいます。

8時21分発、なんば行き普通列車は8両編成です。

ちょうど通勤時間帯のはずですが、普通列車のためか、さほど乗っていませんでした。




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紀見峠をトンネルで抜けて大阪府に入り、再び山岳地帯を走りますが、少し開けていて、そこそこ住宅が見られます。

美加の台駅から一気ににぎやかになってきて、乗客も増えてきました。

8時34分、河内長野駅で降り、8時49分発橋本行き、急行列車で折り返します。



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急行といっても、橋本駅までは各駅に停まる郊外型優等列車です。

紀見峠を越えてまた和歌山県に戻り、ゆるゆると下っていきます。

紀見峠駅は昔ながらの田舎を残しているのに、次の林間田園都市駅は宅地造成がきらびやかに映るニュータウンで、もともとあった田園地帯にむりやり建てたものですから、ちぐはぐな風景となっています。

御幸辻駅の先に車両基地があり、いくつもの車両が並んでいました。

9時11分、橋本駅に着き、極楽橋行きに乗り継ぎます。(続く)