南海高野線1(河内長野~橋本)
7月4日(水)。
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ここが2泊目の宿泊地で、この地にしたのは、宿が駅から徒歩5分と近く、温泉が付いているからです。
川のせせらぎ、ヒグラシの鳴き声が響き、ずいぶん田舎なような気配ですが、踏切と高野線の頻繁に行き交う音で、せっかくの田舎色が薄れてしまっています。
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さて、これから乗る南海高野線は、汐見橋駅(左上)から極楽橋駅までを結ぶ全長64.5kmの路線ですが、岸里玉出で系統が完全に分かれており、汐見橋駅から岸里玉出駅間は事実上の別路線で、名実ともにふさわしいのは、なんば駅を発着する本線乗り入れとなっています。
そういうわけで、まずいったん上り列車で河内長野駅へ向かいます。
8時21分発、なんば行き普通列車は8両編成です。
ちょうど通勤時間帯のはずですが、普通列車のためか、さほど乗っていませんでした。
紀見峠をトンネルで抜けて大阪府に入り、再び山岳地帯を走りますが、少し開けていて、そこそこ住宅が見られます。
美加の台駅から一気ににぎやかになってきて、乗客も増えてきました。
8時34分、河内長野駅で降り、8時49分発橋本行き、急行列車で折り返します。
紀見峠を越えてまた和歌山県に戻り、ゆるゆると下っていきます。