大井川鐡道井川線(アプトいちしろ駅とランチ)
次の千頭行きの列車が12時36分発で、30分もの時間があります。
ホームにいても何もすることがありませんから、周辺をウロウロしてみます。
駅前に元鉄道用吊橋「市代吊橋」が架かっています。
産業遺産で、昭和11年(1936年)に大井川電力が大井川ダムの建設で木材流送を補償するために、造られました。
これから私が乗る列車を長島ダム駅で連結し、ここまで持ってくるのでしょう。
橋の先には中部電力の発電施設が構えています。
これ以上先へは関係者以外立ち入り禁止なので、ホームに戻ります。
ダム湖にボートに乗って釣りしたり、浮き輪で泳いだりする人なんかいないでしょうw
楓の葉が少し赤く色づいてました。
秋の気配が確実に近づいています。
遠くの方で、「ポーーッ」と警笛の音が鳴りました。
もうすぐ列車の到着です。
12時36分発の202列車が電気機関車に引っ張られてゆっくりと下ってきました。
最後尾の車両は40%ほどの乗車率で、いちばん後ろの席は埋まっていました。
13時14分、千頭駅に到着。
次に乗る列車が14時53分と1時間半以上ありますので、このあたりでお昼にします。
寸又峡温泉方面のバス停に並んでいる人が多く、人気温泉地だということがうかがえます。
一方、中国人観光客一行はそのまま観光バスに乗って、どこかへと行ってしまいました。
駅の裏手にある「音戯の郷」(おとぎのさと)に入ります。
中には水道の蛇口や機関車トーマスなどのオブジェがあって、近くを通ると様々な音を出して迎えてくれます。
「風の散歩道」の先にラウンジがあり、その一角にカフェがあります。
そこでランチにします。
私は期間限定のメニュー、地元産の野菜を使ったピザを注文しました。
とろけたチーズにベーコン、そしてピーマンとトマトソースと、まあ具材はありふれたものですが、こういう王道的なピザは好きです。
ボリュームはあるはずなのに、サクサクっと平らげてしまいました。