ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

福北ゆたか線(直方~黒崎)

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平成筑豊鉄道田川線伊田線を乗り終え、あとは糸田線が残っていますが、先に福北ゆたか線の連絡線部分と筑豊電気鉄道を攻め、その後、糸田線へと入ります。





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10時2分発の列車は、4両で停まっていましたが、そのうちの前2両は回送され、後寄りの2両が黒崎行きです。

この列車は、折尾駅で連絡線を経由してそのまま鹿児島本線へと入る便利な運用で、しかもその連絡線が未乗という、私にとってまことに都合のいい列車なのです。

車内は、木製のうすい白椅子に黒の本革を張った他社にはない独自の座席ではありますが、窓に日よけカーテンがなく、至る所に金属部分が目立ってしまっていて、どうも安っぽく見えます。

資金がないからだと思われますが、それでも転換クロスシートと旅行者にとっては嬉しい設備で、同じ安っぽさでもJR東日本のような無機質さはありません。






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列車は筑前垣生駅(ちくぜんはぶえき)を過ぎ、一級河川遠賀川を渡ります。

折尾駅手前で、若松方面に向かう筑豊本線と分かれるため、その分岐の様子を見ようと注意していましたが、気が付かぬままいつの間にか分かれてしまい、10時22分、折尾駅に到着していました。。。。




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折尾駅は、上を走る鹿児島本線と下の筑豊本線が立体交差する駅ですが、この両者を走る列車は連絡線を通ります。

その連絡線の途中に相対式2面のホームがあり、鹿児島本線筑豊本線のホームとは少し距離を置いた格好となっています。

だから、乗り換えにはなかなか不便そうで、たとえば、こんど若松方面に向かう列車が10時25分発と3分しかなく、間に合うのか微妙なところです。

一方、これから陣原駅黒崎駅へ行く人にとっては、乗り換えの手間が省きますから、その点は便利ですね。

私もこのまま黒崎駅へと乗り通します。






折尾駅を出発した列車は、鹿児島本線と並走する形で進んでいきます。

陣原駅を出て、鹿児島本線の線路をくぐり、位置が入れ替わります。

10時28分、黒崎駅4番のりばに到着。

これで折尾駅の連絡線を乗りつぶしました。

しかし、考えてみれば、連絡線や貨物線を通っても路線距離にはカウントされませんから、景色を見るには意味があるとしても、完乗の計算にはなんの影響もないですね。

だとすると、以前掲げた私の乗りつぶしのルール(https://blogs.yahoo.co.jp/sunflat192/14583383.html)から、この連絡線の扱いを除外したくなりますが、もう終わってしまったことなので、どうでもよくなってきました。

階段を上がって、改札を抜け、間髪入れずに筑豊電気鉄道へと向かいます。(続く)