ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

西鉄天神大牟田線1(大牟田~西鉄小郡)

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さて、大牟田駅から西鉄線に乗り換えますが、この先は少しばかり複雑な行程を辿ります。

というのも、西鉄天神大牟田線という幹線のほかに、甘木線太宰府線という枝線、さらに天神大牟田線の上をかすめる甘木鉄道をひとまとめに処理しなければならないからです。

これはつまり、天神大牟田線に乗りつつ、途中で枝線に寄らなければならないことを意味します。

天神大牟田線乗りつぶしがツギハギになってしまいますが、枝線を乗り残した幹線の宿命ですね。

こんな奇天烈(キテレツ)な乗り方なぞ、鉄道マニア(とくに「乗り鉄ヲタ」)ぐらいしかやらないことで、実用性を志向する社会に背を向けています。






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そういうわけで、阿保らしい行程は徐々に披露することにして、西鉄線に乗り換えです。

改札口で駅員さんにきっぷを見せると、駅員さんはじっと見つめていました。

まあ、日付と会社名が手書きでは、不正の疑いをもたれても仕方ないかもしれません。

もちろん、南阿蘇鉄道職員の直筆なので、不正でもなんでもありませんが。

少しの間を置いて、「どうぞ」と私をホームに通してくれました。








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13時53分発、西鉄福岡(天神)行きの列車は、特急です。

この特急は乗車券のみで乗れる無料速達タイプであり、私が所持する「旅名人の九州満喫きっぷ」にも適用されます。

6両編成で、座席は転換クロスシート

特急に相応しい設備ですね。(ただし、トイレは無し)








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列車は、スピード面でも特急の名に相応しく、筑紫平野を愉快に飛ばします。

時々、単線区間もありますが、さほど速度制限を受けることはありません。

近くを並走する鹿児島本線の快速列車よりも速いかもしれません。

「水都」柳川の風景を見れないのが惜しいですが、それは完乗を果たしてからということで。






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14時22分、西鉄久留米駅普通列車に乗り換えます。

14時26分に出発し、12分の乗車で、西鉄小郡駅に14時38分着。





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この駅で降りたのは、すぐ近くを走る甘木鉄道小郡駅があるからです。

その甘木鉄道には15時11分に乗る予定で、30分も時間が空きました。

さすがに空腹になってきて、近くに立ち食いそば屋などがないか見回しましたが、適当な店が見つからず、パン屋でサンドウィッチを買いました。





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甘木鉄道小郡駅は、西鉄線の線路沿いに北へ300m弱歩いた所にあります。

西鉄天神大牟田線を一時中断し、甘木鉄道乗りつぶしです。(続く)