ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

東滑川駅~早月加積駅

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昨日(1月30日)、天気が良かったので、散歩しに行きました。

降り立ったのは、あいの風とやま鉄道線内で、いちばん寂しい無人駅であろう東滑川駅です。






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どのへんが寂しいかって、線内で唯一構内踏切である点ですね。

越中宮崎駅も寂しい無人駅ですが、あちらは跨線橋がありますから、翻って当駅はなんとも簡素なつくりです。

しかし、その割に駅舎は綺麗で、簡易ICカード(ICOCA類)の機器が設置され、昨年12月には自動券売機まで付きました。

英語付きの列車接近放送もありますから、サービスはJR時代より良くなったと思います。







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富山地方鉄道本線が並走していますが、あちらには駅がなく、最寄りは越中中村駅または早月加積駅です。







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駅周辺は少し住宅があるぐらいで、基本的には田んぼが広がっています。

駅前通りを真っ直ぐ進めば、海です。

それにしても、去年の今頃なんか大雪でどっさり積もっていたのに、今年は大したことなく、やっぱり暖冬なのかなと思ってしまいます。
(場所は違いますが、去年の様子はこちら → https://blogs.yahoo.co.jp/sunflat192/14263158.html








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15分ほど歩いて、海岸に突き当たりました。




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マツが並んだ横に、サイクリングロードが整備されています。

サイクリングロードといっても、散歩で利用している人もいます。






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海岸は基本的に砂浜でその上に無数の石がそこらじゅうに転がっています。

青空を反映してか、この日の海の色は綺麗に見えました。

まあ、相変わらず波は荒かったのですけどね。








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上には鳶(とんび)が悠々と飛んでいます。





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砂浜を出て、山の方に振り向けば、雪を被った立山連峰が見えます。

どんよりとした天気が多い中で、これほどくっきり見えるのも珍しいです。







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田んぼの脇には用水路が張り巡らされています。

県内では、とくに高齢者の転落事故が相次ぎ、対策が立てられているところです。

見た感じ、深さは大したことないように思えますが、やはり落ちたら溺れてしまうのでしょう。

こちらのようにカードレールを設置するか、あるいは蓋をするかですが、蓋に関しては、雪を落とせなくなるというデメリットがあり、難しいところです。






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田んぼや住宅街を通り、富山地方鉄道早月加積駅に着きました。

無人駅です。





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まるで小屋のような粗末な造りですが、地鉄線はこういう古くて味のある駅舎が多いです。





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ちょうど特急電車(ダブルデッカーエキスプレス)が当駅を通過していきました。

こうした何もない駅でボーっとするのもいいものですね。






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おまけで、ちょいと富山環水公園に足を延ばしました。

運河に映る建物、そしてバックの立山連峰が綺麗でした。







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もう1つ、富山湾の夕景です。

これが見られるだけでも、幸せなことかもしれません。