2019-02-07 土佐くろしお鉄道阿佐線 旅行経験談 #鉄道、列車 四国 2013年(平成25年)12月31日乗車。 室戸岬方面からバスで奈半利駅に来ました。 土佐くろしお鉄道阿佐線[ごめん・なはり線]は、奈半利駅と後免駅を結ぶ42.7kmの第三セクター線です。 徳島県側の阿佐海岸鉄道阿佐東線とつなげる計画でしたが、旧国鉄の財政難で頓挫。 その後、紆余曲折を経て、2002年(平成14年)7月に開業しました。 運行本数はおよそ1時間に1本、また安芸駅から後免駅までの区間列車も設定されており、乗ること自体は難しくありません。 その起終点である奈半利駅は立派な高架駅で、ホームは3階です。 見晴らしはよいもので、港が見えたりします。 1両のディーゼルカーがゆっくりと滑りこんできました。 ディーゼルカーと言えど、新しいもので、車内は転換クロスシートとロングシートが並びます。 この転換クロスシートはなぜか背もたれが高く、座ってみると前が見えないようになっています。 阿佐線は基本的に太平洋に沿って走り、しかも高架区間が多いため、海の眺めがすばらしいです。 私が乗ったのは快速で、新幹線のごとく快調に飛ばしていきます。 個人的になにより思い出深いのが、午後4時半過ぎにちょうど夕日が海上に姿を現した時。 2013年最後の夕日を見られたことは、阿佐線の記憶を濃いものにしてくれました。