陸前高田2(長部)
16時47分発、気仙沼行きのバスで宿へ向かいます。
昼間に乗った気仙沼行きの混雑具合とは打って変わって、ガラガラでした。
海沿いを走ること5分、長部駅(停留所)で下車です。
長部は旧大船渡線(鉄道線)にはなかった駅であり、新設されました。
路線バスの上双六停留所と合わせて、この辺りの住民にとって利便性はアップしたのでしょうね。
ここから気仙沼方面にさらに歩いて行きます。
沿道に秋桜が咲き乱れています。
午後5時を過ぎ、日はすっかり山の中へ隠れてしまいましたが、まだ明るさはあります。
車の交通量は多いものの、やはり歩いている人は私以外に見当たりません。
あとはどこからか子ども達の遊ぶ声が聞こえるぐらいです。
駅から歩くこと15分、ようやく宿に到着しました。
玄関を通り、中で検温。
平熱でしたので宿泊OKとなりましたが、もし規定の数値を超えていたら、今晩は野宿する羽目になったのかもしれません。
安堵しつつも、2階の部屋に通され、しばしくつろぎます。
事前にネットの予約状況によれば、今は2組しか予約が取れないらしく、この日の宿泊者は私1人だけでした。
午後6時半にお待ちかねの夕食。
写真だとサイズが小さく見えますが、地元三陸でとれた魚料理がこれでもかと並び、2人前かと思わされるボリュームです。
味付けは決して濃くなく、1つ1つが食べやすい。
お刺身も新鮮そのもの。
どれも心のこもった料理で嬉しいですが、いかんせん量が多く、食いしん坊の私でも全部食べ切るのに1時間かかりました。
ご飯もお櫃に入った分は全部食べ切りましたが、これはおかずの量が多すぎて、ご飯もそれに合わせた結果です。
できれば宿の方ともお話ができたらよかったのですが、こういう状況ですから、難しいですね。
午後11時に消灯。
明日(10月6日)は富山に帰ります。(続く)