ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

大船渡線(気仙沼~一ノ関)

気仙沼から仙台へ鉄道で行く場合、大きく2つのルートがあって、1つは気仙沼線(BRT)で柳津、前谷地、小牛田を出て、東北本線で仙台行くルート。

 

これは2年半前に乗車済みです。

 

yukimaru192.hatenablog.com

 

今回はもう1つのルート、大船渡線に乗って一ノ関まで出て、東北本線に乗り換え、仙台に行きたいと思います。

 

このルートも3年前の夏に乗車済みですが、当ブログはおろか写真すら残していないので、こちらにします。

 

 

 

 

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4番線に停車しているのが、9時14分発、一ノ関行きの列車です。

 

2両編成のワンマン列車。

 

 

 

 

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ガラガラの車内ですから、席は自由に選べました。

 

出発が近づくにつれ、乗客が増えてきましたが、密になるほどのものでもありませんでした。

 

 

 

 

鉄道線としての大船渡線は、東日本大震災以降、気仙沼と一ノ関を結ぶだけになりました。

 

路線長は62.0km。

 

当列車は一ノ関着が10時33分ですので、1時間19分かかっています。

 

当路線は「ドラゴンレール大船渡線」という格好いい愛称が付いていますが、これは路線図が竜の形に見えるからだそうです。

 

しかし、その実態は途中の千厩(せんまや)から陸中門崎までそのまま直進せず、摺沢(すりさわ)や猊鼻渓(げいびけい)などを通るために迂回しているのであって、俗に「政治路線」の代表格として言われています。

 

だから、気仙沼から一ノ関へは車の方が圧倒的に便利で、これから仙台へ行くにしても、バスを使った方がよりリーズナブルなのです。

 

道楽の領域だから、べつに鉄道を使っても、私としては1つも無駄とは感じません。

 

 

 

 

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列車は気仙沼線BRTと分かれ、さっそく山の中へと入ります。

 

この最初の区間が最も民家が少ないように思われます。

 

残念ながら、窓ガラスが曇っているうえに、天気も好ましくなく、レーダーを見ると雨も降っているとあります。

 

 

 

 

 

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新月から土地が少し開け、大船渡線は進行方向左側の縁に沿って進みます。

 

速度はゆっくりで、眠くなってきます。

 

 

 

 

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摺沢や猊鼻渓は民家が密集していて、それなりに人口があるようですね。

 

「政治路線」と揶揄されつつも、地域の足を運ぶ役割はまだまだありそうです。

 

 

 

 

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10時33分、一ノ関駅に終着です。

次は東北本線に乗り換えます。(続く)