時刻表旅行１ ～東京駅発、飯田線日帰り乗りつぶしの巻～

鉄道趣味人ではない人にとって、豊橋駅から辰野駅を結ぶ飯田線は、なかなか乗りにくい路線の１つだと思います。

特にお金がない場合、尚更だと思います。

しかし、実は飯田線は東京駅やその周辺からであれば、「有料列車を使わず」に日帰りで乗れます。

以下に、その旅程案を載せます。（時刻表は交通新聞社発行の２０１７年１１月号を使用）

なお、当然ですが、飯田線内の途中下車はできません。

あくまで「乗る」だけです。

そして、※はテキトーなコメントです。

読み飛ばしても構いません。

４：５８　東京駅発（中央快速線）　　※この１本前の４：３９発に乗れれば確実です。（早起きが・・・）

６：１３　高尾駅着

６：１４　高尾駅発（中央線）　※乗り継ぎがわずかですが、大抵は待ってくれます。構内ダッシュ厳禁！

８：５５　上諏訪駅着　　

※飯田線には約７時間乗りっぱなしです。ここでお弁当等食料を確保しましょう。

なお、この駅は足湯があります。ほんの少し湯に浸かっていいかもしれませんが、ゆっくりしすぎると、乗り遅れてアウトです。

９：１９　上諏訪駅発（中央線・飯田線）　　※いよいよ豊橋行きの列車に乗り、７時間のお楽しみが始まります。

９：５９　辰野駅発　　　※ここから飯田線に入ります。目を輝かせてきっと興奮しています。

１２：４８　天竜峡着　　※３時間乗って意外と開けたトコ走ってるなぁと思い、そろそろ飽きてくる。

１２：５０　天竜峡発　　※景色が一変したのにビックリ！すごい秘境地帯を走っていると感動。

　　　　　　　　　　　　　　　しかし、弁当食べたせいで眠気が！？

１５：０５　本長篠駅着　　※再び開けた所に出た。そろそろ早起きが祟って疲れが出てくる頃だろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　しかも、列車交換なしの７分待ち。意外と長い・・・

１６：０４　豊川駅発　　　※この１字違い！しかし、もうちょっとだ。頑張れ、自分！

１６：１６　豊橋駅着　　　※長い長い「お楽しみタイム」も終わり、あとは帰るだけ。

　　　　　　　　　　　　　　　　しかし、本当に長いのはこれからだった！？

１６：２３　豊橋駅発（東海道線）　※混雑にビックリ！座れないまま浜名湖を通過することも・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　運が良ければ浜名湖で夕日が見れるかも！？

１６：５８　浜松駅着　　※１７：２０の熱海行きが乗り換えなしで行けます。

　　　　　　　　　　　　　　　掛川行き（そのまま乗車）、１７：１０の静岡行きは途中乗り換えが必要です。

１７：２０　浜松駅発　　※約２時間半の付き合いです。函南駅出発後、丹那トンネルでは合掌です。

　　　　　　　　　　　　　　（１９３４年のトンネル開通までに犠牲者が６７名という難工事であったため。）

１９：５２　熱海駅着　　※乗り換えの階段がしんどい・・・

２０：０３　熱海駅発（快速アクティー）　※長旅に疲れ、ぐったりモード。静岡県を抜けるのに３時間半かかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　快速であることに喜びを感じる。たとえ、４駅しか通過しなくても。。。

２１：１７　川崎駅発　　※タマガワヲ　ワタッテ、ヤット　トーキョーニ　モドッテキタゾ。。。

２１：４４　東京駅着　　※燃え尽きたぜ。。。。。。

以降　　　東京駅発　　※ふっふっふ、旅はマダ終わらんのぢゃヨ。家に帰るまでが鉄道旅なのダヨ。

ちなみに、東京駅周辺でこの旅が可能な所の例として、津田沼駅（御茶ノ水駅で中央快速線に接続）、大宮駅（南浦和または武蔵浦和で武蔵野線に乗り換え、西国分寺で接続）、磯子駅・横浜駅（東神奈川駅で横浜線に乗り換え、八王子駅で接続）、高麗川駅（八王子駅で接続）です。

他にも可能な箇所はあるのでしょうが、いずれも、早起き・遅帰りは覚悟です。

しかし、青春１８きっぷがあれば、２３７０円で周れるのだから、おトクです。

各駅列車で乗ってみたい方は、ぜひどうぞ！