関西鉄道旅行(プロローグ)
半年ぶりのブログ更新です。
4月の別所温泉以来、まったくどこにも行かなかったわけではなく、砺波チューリップフェアや魚津の東山円筒分水槽、滑川の行田公園など、時々出かけてはいましたが、すべて富山県内にとどまっていました。
さらに夏に入ると、新型コロナの感染者数が一気に広がって、旅行どころではなくなりましたから、自宅と職場の往復のみとなりました。
これほど抑圧的な生活を強いられたにもかかわらず、8か月間も鉄道旅行を封印できたのは、もちろん新型コロナの感染状況がそれを許さなかったのもあります。
が、それだけではなく、やはり一度完乗を果たして、乗るべき路線がほとんどなくなったことが大きいでしょう。
たしかに自分にとって最大の趣味を奪われましたが、代わりに資格勉強に注げる時間が生まれましたので、とくに暇を持て余すこともありませんでした。
なので、ストレスに陥ることなく、平々凡々と過ごしましたが、それにしても8ヶ月も鉄道旅行しなかったのは人生初で、新型コロナの影響とはいえ、自分でも驚いています。
秋から続く感染状況の落ち着き、私のワクチン2回接種、そしてたまたま3連休がとれたことが重なり、今なら大阪に住む妹夫婦に会いに行けるだろう。
昨年7月に子どもが生まれ、以来、私は写真と動画でしか見たことがないので、直に会えるチャンスです。
富山から大阪まではおよそ5時間で行けますが、せっかくの機会、どこか「寄り道」をしたいところ。
ところが、この「寄り道」が思った以上に難題でした。
なにしろ、私の興味は鉄道から見える景色にあり、だからこそ「乗り鉄」に血筋を上げて取り組んだわけです。
しかるに、一度乗車済みの路線にはなかなか興味がわかず、かといって「京都観光」にしても広すぎて、どこに焦点を合わせればいいか見当がつきませんでした。
それでいろいろ検討した結果、今回は12月10日(金)と11日(土)の1泊2日とし、初日に京都の清水寺と八坂神社を周ってから妹夫婦のところに行くことにしました。
どちらも超がつくほどの人気スポットですが、平日かつ外国人観光客がほとんどいない今なら、激混みに巻き込まれずに行けるだろうということです。
2日目の行程は、後の記事で示そうと思います。(続く)