別所温泉3(安楽寺、北向観音堂)
途中、塩田平を一望できるスポットがあり、青空の下、町並みが広がる様子は素敵ですね。
入口で深呼吸。
曹洞宗安楽寺は信州最古の禅寺として、多くの修行僧が仏法や道などを学んでいたそうで、信州学海の中心道場であったことがうかがえます。
安楽寺の先には、国宝八角三重塔が建っています。(拝観料300円)
見た目は四重ですが、一番下はひさし扱いなので、三重だそうです。
木の組み合わせが複雑で、当時の建築技術の高さに驚きます。
参道の入り口ですね。
参道の幅は狭く、両側に飲食店やカフェ、土産物屋、民芸品店などがぎっちり連なっています。
階段を上って、北向観音堂です。
長野県のお寺と言えば善光寺ですが、実は善光寺だけでは「片参り」と言われ、こちらとセットで参拝することで、ご利益があると言われています。
私は逆に今回は善光寺を参拝していないので、「片参り」すら満たしていませんが、とはいえ、厄除け・現生の利益を願う気持ちはもっています。
別所温泉観光の中心だけあって、さすがに観光客は他より多かったですが、それでもまばらなので、密にはなりません。
ここからも塩田平が見えます。
北向観音堂の脇に1本の巨木が立っており、「愛染かつらの木」と呼ばれています。
元々は名前が付いていなかったそうでしたが、この木をモチーフにした小説がヒットし、それで小説の名前をとって、「愛染かつらの木」となったそうです。
縁結びの霊木として、人気があるそうです。
時刻はまもなく午後3時を回り、そろそろおやつタイム&お土産を買うことにします。(続く)