ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

甲信越

エピローグ(上田電鉄別所線)

別所温泉駅の待合室で16時39分発、上田行きの電車を待ちます。 ベンチに座っていると、目の前に折り紙で作った赤い千曲川鉄橋が飾ってあり、上田電鉄のシンボルなんだと改め感じました。 程なく、事務室から和服姿の若い女性が出てきて、改札の案内をし…

別所温泉4(お土産など)

午後3時を回り、北向観音堂の参道にあるジェラート店で一服します。 チョコレートのジェラート。 暑い中、歩きくたびれたので、冷たくて甘く、さっぱりとしたジェラートが身体に染みわたって、爽やかさが駆け抜けます。 観光客が少ないので、参道のベンチで…

別所温泉3(安楽寺、北向観音堂)

さて、常楽寺の次は安楽寺を訪ねたいと思います。 途中、塩田平を一望できるスポットがあり、青空の下、町並みが広がる様子は素敵ですね。 入口で深呼吸。 曹洞宗安楽寺は信州最古の禅寺として、多くの修行僧が仏法や道などを学んでいたそうで、信州学海の中…

別所温泉2(別所神社、常楽寺)

あいそめの湯で温泉を楽しんだ私は、次に別所神社と常楽寺へと行きました。 午後の日差しがだいぶ強く、湯上りの身にはなかなか堪える暑さでした。 4月19日時点で、富山ではとっくに桜は終わっていましたが、この辺りでは、まだ咲いていたことに驚きまし…

別所温泉1(あいそめの湯)

別所温泉の町並みを散策します。 駅近くに留置されている旧型電車「モハ5250形」。 側面の窓が丸いことから、「丸型電車」として親しまれていました。 丸窓の形は今でも一部の電車に引き継がれています。 旧型電車の向かい側に、イタリアンレストランが…

上田電鉄別所線1(上田~別所温泉)

3月28日(日)におよそ1年5ヶ月半ぶりに復旧した上田電鉄別所線。 令和元年10月に来た台風により千曲川の橋梁が崩落し、長らく全線運行が待たれましたが、無事に復旧・運行再開できて嬉しい限りです。 そこで、再開したばかりの当路線に乗ろうと、4…

エピローグ(上越線、北越急行ほくほく線、えちごトキめき鉄道)

雨風ともに強くなってきましたが、電車は動いているようです。 富山に帰るために、まずは上越線で六日町まで行きます。 11時10分発、水上行きの普通列車に乗車。 4両編成で、車内はわりと空いていました。 20分の乗車で六日町駅に着き、待合室でくつ…

只見線3(只見~小出)

只見駅9時30分発、小出行きの列車に乗車します。 ちょうど会津川口方面からの代行バスも来ましたが、朝早い便ということもあって、それほど人数は多くありませんでした。 一方、小出方面から来た列車からは10人ほどの乗客が降りて行きました。 只見線は…

磐越西線(新津~会津若松)

新津駅から9時34分発、磐越西線、会津若松行きの普通列車に乗車します。 やってきたのは、GV-E400系という新型車両。 「ディーゼルエンジンの動力で発電した電力で主電動機を駆動する」(wikipediaより)という、電気系に疎い私にはさっぱりな仕組みです…

えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン、特急しらゆき1号

新型コロナウィルスが全国各地に広がっていることを受けて、いろいろな所で自粛ムード。 たしかに飲み会や大規模なイベント、密室空間とかには行かない方がいいでしょうけど、健康な個人あるいは少人数で地方へ旅行するなら、感染大爆発が起きる前に行ってお…

しなの鉄道(小諸~長野)

14時13分、小諸駅にて小海線からしなの鉄道に乗り換えです。 しなの鉄道は第三セクター線となりますので、JRの切符は使えず、いったん改札口を出て、しなの鉄道長野までの切符を買います。 14時23分発、長野行きは3両編成で、かつて上越線や両毛…

小海線

小淵沢駅から乗車する小海線は、小諸駅までの78.9kmを結ぶ地方交通線で、八ヶ岳付近を通ることから「八ヶ岳高原線」という愛称が付けられています。 11時57分に出発し、右手には八ヶ岳が見えるはずでしたが、またしても雲に隠れてしまいました。 …

中央本線(甲府~小淵沢)

10時30分に甲府駅に着いた私は、中央本線10時58分発、松本行きの普通列車に乗って小淵沢を目指します。 時間に余裕があったので、駅弁販売店で駅弁の購入を済ませます。 3番線にやってきた松本行きの普通列車は3両編成。 車内座席は・・・、うん、…

身延線(特急[ワイドビュー]ふじかわ1号)

11月24日(日)。 この日は焼津を出発し、富山県の魚津に帰ります。 宿の方にお願いをして朝食を少し早めに出してもらい、午前7時半前に宿を出発。 焼津駅から東海道本線で3つ先の静岡駅へ向かいます。 8時17分発、特急[ワイドビュー]ふじかわ1…

飯田線2(天竜峡~豊橋)

12時50分に天竜峡駅を出発。 ここから深い渓谷に入ります。 民家がなくなって、山と天竜川の景色が続きます。 千代駅、そして次の金野駅は、豊橋方面から続けて言うと、金野千代(きんのちよ)という名前ができます。 どちらも利用者が少ない無人駅です…

飯田線1(辰野~天竜峡)

辰野駅から9時59分発、飯田線の豊橋行き普通列車に乗車です。 3両編成で、車内座席は転換クロスシートと、旅行者にとっては嬉しいですね。 飯田線は長野県の辰野駅と愛知県の豊橋駅を結ぶ全長195.7kmの地方交通線。 路線長もさることながら、その…

中央本線(塩尻~辰野)

8時44分に塩尻駅に降り立った私は、次の9時36分の電車までの間、線路を眺めたり付近を散策したり、駅弁を買ったりして過ごしました。 塩尻駅には、路線名別に言えば、中央本線と篠ノ井線の2つだけですが、中央本線が3方向に分かれているため、初めて…

篠ノ井線(特急[ワイドビュー]しなの4号)

11月22日(金)。 2泊3日中部地方鉄道旅行の初日です。 北陸新幹線「はくたか552号」に乗っていた私は、トンネルを抜けた瞬間の長野盆地を見て、息を呑みました。 霧が見事なまでに平地を包み、幻想的な姿を見せているではありませんか。 今朝は晴…

中部地方鉄道旅行(ルート・切符の話)

11月22日(金)から24日(日)まで久しぶりに3連休が取れましたので、鉄道旅行をしてきました。 行き先は静岡県の大井川鐡道で、目的は完全乗車(完乗)です。 大井川鐡道は昨年9月にも乗車しましたが、井川線の最後の閑蔵駅から井川駅までの区間が…

飯山線

8月18日(日)。 前日の天気予報でお出かけ日和だそうで、それならあと2回分残っている青春18きっぷを消化すべく、時刻表を開いてどこへ行こうかなと思案していくうちに、長野県と新潟県を走る飯山線に目が留まる。 富山からなら北陸新幹線ですぐだし…

富山へ(中央本線、大糸線)

水戸線に乗った8月13日(火)以降も、猛暑と天候不順で外出せず、15日(木)に富山に帰ることにしました。 青春18きっぷの効力をフルに生かすため、中央本線と大糸線を使って、糸魚川まで出ます。 糸魚川から先富山へは、残念ながらJR線ではないた…

帰省(えちごトキめき鉄道、信越本線、上越線)

お盆休みに入った8月11日(日)から15日(金)まで、埼玉の実家に帰りました。 お金があまりないので、富山から新幹線を使わず、在来線で向かいます。 あいの風とやま鉄道の泊駅で、7時51分発、直江津行き普通列車に乗車です。 お盆だというのに1両…

飯山線観光列車「おいこっと」

2015年(平成27年)10月17日。 友人に誘われて、乗車する機会を得ました。 実は、本来は友人の別の知り合いが乗るはずだったのですが、その日都合がどうしても合わずキャンセルしてしまったそうです。 それで、余ってしまった1人分をふいにするの…

長野電鉄(スノーモンキー)

松本電鉄上高地線と同じく、2014年(平成26年)7月30日に乗車。 長野駅地下ホームから、特急列車で湯田中駅まで行きました。 この特急列車は、元JR東日本の特急成田エクスプレスで使われていた車両で、私はJR時代に1回しか乗ったことがありま…

松本電鉄上高地線

松本電鉄上高地線には2回乗ったことがありますが、写真はそのうちの第1回目です。 乗車日は、2014年(平成26年)7月30日。 上高地線は松本駅と新島々駅を結ぶ14.4kmの私鉄線で、アルピコ交通が運営していますが、公式ホームページでは会社…

旧北陸本線散策(筒石駅~有間川駅)

昨年の3月4日に、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの筒石駅から能生駅まで旧北陸本線の廃線跡を散策しましたが、それ以前の2014年(平成26年)4月20日に、やはり筒石駅から有間川駅までを散策しました。 まだえちごトキめき鉄道に転換されて…

上越線1(越後湯沢~水上)

たくさんの人で行き交う新幹線コンコースと違い、在来線の方はガランとした寂しい雰囲気を漂わせています。 11時53分に、上越線水上行きの普通列車が入ってきました。 出発が12時13分と、当駅で20分も停車しますが、これは上越新幹線からの乗り換…

北越急行ほくほく線

1月19日(土)、所用で東京へ行くことになりました。 私の旅行は大抵「不急不要」なものですが、久しぶりに用事のある旅行となります。 とはいえ、用事が始まるのは夜ですから、「不要」は当てはまらなくても、「不急」ではあります。 したがって、富山か…

しなの鉄道

引き続き、軽井沢駅13時5分発、しなの鉄道の普通列車、小諸行きに乗ります。 ホームは1面しかない簡素なもので、隣の北陸新幹線の立派なホームとは大違いです。 ホームに限らず、改札口も、新幹線は自動改札機を何基も設置しているほど広いのに対し、こ…

大糸線

松本駅から14時9分発、大糸線の普通列車、信濃大町行きに乗ります。 3両編成の車内には、地元客がほとんどで、郊外列車といった感じです。 北松本駅を過ぎ、篠ノ井線と別れると、広い平坦地「安曇野」に出ます。 西側には北アルプスの山々が連なり、その…