松本電鉄上高地線
乗車日は、2014年(平成26年)7月30日。
車両は元京王井の頭線で使われていたもので、かつて利用したことのある人からすれば、懐かしさをもつでしょう。
松本市郊外といった風で、住宅街のほか大学があったりして、とくに若い人の乗車が目立ちます。
私が乗った時は波田駅でほとんどの乗客が降りてしまい、車内はガラガラになりました。
淵東駅を過ぎると、両側の山が迫ってきて、谷を形作る格好となってきます。
30分ほどの乗車で、終点の新島々駅に到着。
1924年(大正11年)開業時は赤松という駅名でしたが、1966年(昭和41年)にバスターミナルができたのを機に新島々へと改名したそうです。
ということは、島々駅があったのではと思われますが、当駅より1.3km先にあったそうです。
しかし、新島々駅にバスターミナルができてから、島々駅までの利用客が減少。
さらに1983年(昭和58年)に台風による土砂災害で不通となり、そのまま翌年に廃止されました。