2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
JR瀬野駅から再び山陽本線に乗り、岡山駅を目指します。 3両編成の普通列車には、立ち客がいるほどの盛況ぶりで、例によって先頭車両の運転席後ろから眺めることにしました。 瀬野から次の八本松までは、いわゆる「セノハチ越え」と言われる難所を通りま…
山陽本線で瀬野駅に降りた私は、スカイレールのあるみどり口駅へと向かいます。 広島県内ではこの路線だけが未乗で、なぜ乗り残したのかといえば、今年の5月に広島電鉄を乗り終えた時、これで広島県の鉄道は制覇したと思い込んだことが原因です。 目的を果…
JR呉駅から呉線、13時50分発、快速安芸路ライナー、広島行きに乗って、海田市駅を目指します。 3両編成に対して、大勢の客が乗り、とても座れたものではありません。 私は先頭車の乗務員室の後ろに立ち、前面から車窓を眺めることにします。 なお、こ…
11時5分発、広島港行きのフェリーは、松山観光港の玄関から離れた所に停留しているため、長い通路を歩きます。 「翔洋丸」と書かれた大きな船体は、重さ696トン。 400名も乗せることができますが、この時の乗車率は20%ぐらいと少なく、展望席に…
本町六丁目から市電(本町線)に乗って、松山市駅前9時17分に着いた私は、すぐさま駅の自動券売機で横河原までのきっぷを買い、改札を受けてホームへと向かいました。 3番線に2両編成の電車が居たから、うっかり地下道を通ってしまいましたが、これは郡…
伊予鉄道城北線、本町六丁目を8時40分に降り、本町線に乗り換えようとしたところ、40分間隔という衝撃的な運転間隔を目の当たりにし、このままでは松山市駅、9時6分発の伊予鉄道横河原線には間に合いません。 そうなれば、松山観光港で呉方面の11時…
10月12日(金)は、松山市の繁華街である大街道から始めます。 繁華街と言っても、午前7時45分の時点では、人通りが少なく、開いているお店も牛丼チェーン店ぐらいです。 そのため、昨夜のような勧誘は一切なく、停留場まで直行することができました…
北宇和島駅で予土線から予讃線に乗り移り、松山駅を目指します。 乗り換え時間がわずか1分という、この上ない絶妙さでやってきた15時31分発の普通列車は1両で、長いロングシートには下校中の高校生たちでいっぱいでした。 列車は険しい山間部をくねく…
予土線は若井駅と北宇和島駅を結ぶ全長76.3kmの地方交通線ですが、実際の運行は1つ手前の窪川駅を発着し、また愛媛県側も北宇和島駅の次の宇和島駅を発着します。 窪川駅から若井駅までは、土佐くろしお鉄道中村線を通るため、別途210円の運賃が発…
11時50分前に、JR土讃線の伊野駅に着き、きっぷを買います。 ところが、窓口を見るとちょうど昼時は閉まっていて、おかげで松山駅までの乗車券は買えなくなりました。 昨日、琴平駅で買っておけばよかったと去来するも後の祭りで、自動券売機でとりあ…
とさでん交通後免線は、後免町からはりまや橋までを結ぶ全長10.9kmの軌道線で、また伊野線ははりまや橋から伊野までの11.2km軌道線で、線路自体はつながっています。 しかし、全線を通しで運行する電車はなく、必ず途中駅で乗り継ぐ必要がありま…
10月11日(木)、午前7時50分。 中国・四国旅行3日目は、JR琴平駅から始め、高知県のとさでん交通後免線・伊野線に乗ります。 その後、伊野駅からJR土讃線で窪川駅へ行って予土線に乗り継ぎ、さらに北宇和島駅で予讃線に乗り換えて、松山駅へ向…
長尾線で15時40分に瓦町駅で降り、この日最後の未乗線である琴電琴平線に乗って、終点の琴電琴平駅を目指します。 16時5分発の電車で行けばいいのですが、その前に15時50分発、滝宮行きの電車が来て、いろんな車種にも乗りたいので、これに入りま…
琴電の3路線すべてが乗り入れる瓦町駅は、まさに要の駅といいでしょう。 13時55分に志度線のホームに降り立った私は、14時ちょうどの琴平線、高松築港行きに乗るべく、早足で階段を上がります。 その先がやや長い通路になっていて、動く歩道を利用し…
JR志度駅の駅前通りを50mほど歩いた先の左手に、琴電志度駅はありました。 小さな駅舎で、周囲の商店や民家にすっかり溶け込んでいるような趣です。 窓口で「ことでん1日フリーきっぷ」を申し出ました。 今日は琴電志度線、長尾線、琴平線の3路線をま…
岡山駅10時53分発、快速マリンライナー23号、高松行きは、私の乗ってきた18分遅れの特急やくも8号からの乗り換えを待ってくれたみたいで、なんとか間に合うことができました。 ただ、残念ながら、座席はほぼすべて塞がれていました。 私は一番後ろ…
10月10日(火)の午前7時40分。 中国・四国鉄道旅行2日目は、JR松江駅から出発し、瀬戸大橋を渡って四国(香川県)に入り、琴電の3路線を乗破します。 ホテルから駅まで無料の送迎タクシーを利用することができ、おかげで雨にぬれずに済みました…
出雲大社前駅、16時18分発、川跡行きの電車は、予想通り、観光客で満席&立ち客が出るほどの混雑ぶりでした。 16時29分に川跡駅で、31分発、松江しんじ湖温泉行きがやってきました。 同時に、反対側の電鉄出雲市行きの電車も来ました。 3方向の電…
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祭られている出雲大社。 縁結びや福の神として名高いパワースポットですが、私が高校生の頃に訪れたときは、雪のちらつく12月ということもあって、参拝客は誰もいませんでした。 それがこの15年ぐらいで、年間2…
14時8分にJR出雲市駅に着き、これから乗る一畑電車北松江線の松江しんじ湖温泉行きが14時55分発と、少し時間があります。 この間、窓口に行って、明日(10月10日)の分のきっぷを購入を済ませます。 それでもまだ多くの時間が残っており、昼飯…
7月上旬に襲った西日本豪雨から3ヶ月。 鉄道の方は着々と復旧しており、ようやく中国・四国地方の鉄道未乗路線・区間を制覇しに行く目途がつきました。 この間、3つの猛烈な台風や秋雨前線などもやってきて、また不通になるのではとヒヤヒヤしていました…
午前11時40分、雄山を下山します。 下りは上りほど体力を必要としませんが、足を滑らせないように注意しなければなりません。 この時、膝やつま先に力を入れるため、次第にパンパンになってきます。 また、上りと下りのコースに分けられていて、矢印に従…
一の越から先は、いよいよ本格的な山登りです。 道もあまり整備されておらず、岩がごろごろしていて、下手をすれば岩を下へ転がしてしまうこともあります。 上りはとにかく体力勝負で、一歩一歩確実に登って行きます。 ここまで来ると、融けきれていない雪が…
午前9時、室堂の気温は8℃。 まだ10月ですが、やはり標高2000m級では冬のような寒さです。 いくら近所旅行とはいえ、これから3000mの山に登るわけですから、当然、服装もそれに合わせる必要があります。 私は帽子に、薄いジャンパーを羽織り、…
「遠くへいくばかりが『旅』ではない」(宮脇俊三『鉄道旅行のたのしみ』関東の巻より) しからば、富山在住の私にとって、究極の近所旅行はどこになるのか。 黒部峡谷や雨晴海岸、あるいは五箇山などいろいろありますが、やはり県内随一の観光地、立山でし…
東尋坊で食事した後、再び荒磯遊歩道に戻り、雄島方面へと歩きます。 不思議なことに、東尋坊ではあれほどたくさんいた観光客も、少し離れただけであっという間にいなくなります。 みんな自家用車で来ているからでしょう。 車だと行き先は東尋坊のほか、これ…
えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅、三国港駅から延びる道をまっすぐ歩き、まずはサンセットビーチを目指します。 線路が切れた所で県道7号線を渡れば、港に出ます。 港はちょうど九頭竜川の河口で、波は穏やかでした。 そのまま5分ぐらいで進むと、サンセッ…
勝山駅から、えちぜん鉄道勝山永平寺線、福井行き12時20分発の電車に乗ります。 単行電車で、30%ほどの乗車率でした。 当列車は、利用者の少ない比島駅は通過します。 右手には九頭竜川の河原が広がり、さらさらと流れています。 越前野中駅か轟駅(…
午前10時49分、越美北線[九頭竜線]の終着駅、九頭竜湖駅に着きました。 ロータリーには、橙色のマリーゴールドが綺麗に咲いていました。 この駅は、道の駅九頭竜も併設され、車で来た家族連れやドライバーなどにとっても憩いの場となっています。 ログ…
本来であれば、9月30日(日)から3泊4日で、中国・四国地方の未乗路線・区間の乗りつぶしを行うはずでした。 前回の東海・関東・東北旅行から2週間とちょうどよく、そのつもりで計画を立て、ホテル、きっぷの手配までして、準備万端のところまで来てい…