出雲大社
縁結びや福の神として名高いパワースポットですが、私が高校生の頃に訪れたときは、雪のちらつく12月ということもあって、参拝客は誰もいませんでした。
それがこの15年ぐらいで、年間200万人もの観光客が訪れるようになったのですから、変わったものだと感じずにいられません。
久しぶりの参拝ということで、入り口までは両脇にお土産屋やカフェ、レストランなどが並ぶおしゃれな通りとなっていて、食欲がそそられますが、帰りの電車まで1時間しかないことを考えると、我慢せざるを得ません。
5分強歩いて、参道の入り口に着き、ひょろ長い松が続きます。
国内外の老若男女問わず、たくさんの参拝客で賑わっています。
銅鳥居を抜ければ、目の前に拝殿が鎮座しています。
長さ6.5m、重さ1トンの大注連縄が目立ち、いきなり「でかい」印象を与えます。
家族連れや女子大学生など、多くが写真(自撮り含む)を撮っていました。
この神楽殿では、婚礼も執り行われるそうです。
拝殿の後ろに、御本殿がそびえ、もちろん神域で中へ入ることはできません。
その背後には八雲山が控えています。
また、背面から御本殿を臨む際、うさぎの像たちもそちらへ眺めています。
そして、旧暦の10月に全国の神々が集まって、縁結びや国政についての会議を行うと言われる十九社です。
こんど11月に神在祭が開催されますから、そのときに集まるのでしょう。
大国主大神という名前が示すように、ここはとにかくなんでも「大きい」印象を持ちましたね。
この近辺には、古代出雲歴史博物館や旧大社駅、稲佐浜があり、また蕎麦やぜんざい、茶など美味しそうなものがたくさんある魅力的な観光地ですが、残念ながら、もう電車の出発時刻が迫ってきているため、これで後にします。(続く)