ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

土讃線1(琴平~後免)、土佐くろしお鉄道(後免~後免町)


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10月11日(木)、午前7時50分。

中国・四国旅行3日目は、JR琴平駅から始め、高知県とさでん交通後免線・伊野線に乗ります。

その後、伊野駅からJR土讃線窪川駅へ行って予土線に乗り継ぎ、さらに北宇和島駅で予讃線に乗り換えて、松山駅へ向かうという行程です。

夕べの「金毘羅宮例大祭」は0時過ぎまで行われたらしく、今日も開催されるそうです。

年に一度の大行事を見損なうのは惜しいですが、一生に一度の鉄道完乗旅行と比べれば、自ずと身体は駅の方へと向かってしまいます。

登校中の高校生が多く、みんな1番のりばの普通列車に乗って行きます。







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私は2番のりばから、8時6分発の特急南風1号・しまんと3号の混合列車で、後免駅(ごめんえき)を目指します。





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今日もしとしと雨で、遠くまで視界が効きません。

琴平駅から讃岐財田駅までは里山地帯を走る牧歌的な景色です。

その先は讃岐山脈を越える山岳線で、途中の坪尻駅はスイッチバック設備を設けている秘境駅です。

そのうち右手に徳島県池田町の街並みが広がり、土讃線はまっすぐ下りられないので、山の縁を回りこむようにして、徐々に下りていきます。

吉野川を渡り、徳島線と合流して、阿波池田駅です。






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急峻な地形は続きます。

小歩危峡(こぼけきょう)、大歩危峡(おおぼけきょう)の順に、吉野川の深く切れ込んだ谷を進みます。

わずかな平地に無理矢理家を建てたという風で、中には岸からはみ出した所もあり、生活への執念を感じさせます。

2つめのスイッチバックである新改駅を過ぎて下っていき、土佐山田駅からは高知平野を走り、9時31分、後免駅で下車です。




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とさでん交通後免線は隣の後免町駅から出ていますので、9時43分発、奈半利行きの土佐くろしお鉄道後免・奈半利線に乗り換えます。

住宅街や学校が立て込む中、見晴らしの良い高架に上がってすぐに後免町駅、9時45分着。





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1つの駅名では寂しいためか、愛称は返事の言葉となっています。



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階段を降りてロータリーの向こう側に、とさでん交通後免線です。(続く)