ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

室戸岬

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2013年(平成25年)12月31日に訪問。
 
公共交通機関室戸岬へは2つのルートがあり、1つは高知・後免から土佐くろしお鉄道阿佐線で安芸駅または奈半利駅まで行き、それぞれ室戸岬へ行くバスに乗り換える方法。
 
そして、もう1つは徳島から牟岐線阿佐海岸鉄道阿佐東線甲浦駅まで行き、やはりバスに乗り継いで行く方法。
 
私は後者で行ってきました。
 
この時のバスの時刻ははっきりと憶えていないけど、だいたい11時30分過ぎだったと思います。
 
なぜか乗車人数は憶えていて、私を含めて4人、うち3人は外国人でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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東洋町の役場がある野根という集落を過ぎると、ひたすら海岸線を走り続けます。
 
カーブはもちろんのこと、アップダウンも多かったです。
 
室戸岬までどれぐらいかかったのか分かりませんが、現在の時刻表を参照すると、50分ぐらいとありますから、たぶんそれぐらいでしょう。
 
どの辺りか忘れましたが、民家を囲むコンクリート塀が防波堤のようにそびえ立っていました。
 
室戸岬周辺は「台風銀座」と言われるほどの通り道で、しっかり暴風対策を施しているんだなと感心して見ていました。
 
 
 
 
 
 
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私は室戸岬停留所ではなく、その手前で降りた記憶があります。
 
これは乱礁遊歩道を散策するためですね。
 
 
 
 
 
 
 
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遊歩道には途中、弘法大師が修行をしたとされる御厨人窟や、
 
 
 
 

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木の根がたこ足のように岩を絡めている「あこう林」など、独特な景観を見せてくれます。
 
 
 
 
 
 
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そして、ようやく室戸岬
 
いやはや、公共交通機関でここまで来るにはなかなか不便な所で、ふつうはやはり車で移動するのがベストだなと思った次第。
 
まして、大晦日の日に観光客なんてほとんどいるはずがなく、この岬をまるで独り占めしたような気分になりました。
 
室戸岬には何もないわけではなく、ホテルやお土産屋、民宿があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
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しばらくバスがないので、行ける所まで歩いてみました。
 
国道55号線は車の行き交いは多いものの、私のように歩いている人は、あまりいません。
 
けれど、まったくいないわけではなく、四国八十八カ所巡りをしているお遍路さんの姿とすれ違うこともありました。
 
険しい地形の多い四国地方を歩き回るなど、どれほど過酷か想像に及びませんが、とにかく杖を持って歩いているお遍路さん、凄いなぁと感心します。
 
もっとも、この日は大晦日にしては季節外れに暖かく、私はダウンを脱ぎたくなるほどでした。
 
 
 
 
 
 
 
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漁港の近くのバス停で、私はバスに乗り込みました。
 
室戸岬から室戸市街地まで意外に離れていたことは憶えていますが、歩き疲れたのか、すっかり眠り込んでしまって、あとのことは記憶にございません(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
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それで、ふと気が付けば、バスは奈半利町に入っており、奈半利駅前のロータリーに着きました。
 
時刻はだいたい午後3時50分。
 
ここから土佐くろしお鉄道阿佐線に乗り換えです。