ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

瀬戸大橋線(快速マリンライナー)、高徳線(高松~志度)

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岡山駅10時53分発、快速マリンライナー23号、高松行きは、私の乗ってきた18分遅れの特急やくも8号からの乗り換えを待ってくれたみたいで、なんとか間に合うことができました。

ただ、残念ながら、座席はほぼすべて塞がれていました。

私は一番後ろの車両に行き、幸い、通路側で進行方向とは逆向きの席が1つ空いていたので、そこに座ることにしました。

この列車は先頭に2階建てグリーン席・指定席車を連結しており、昨日、それを買おうか迷ったのですが、乗り換え時間が15分もあれば普通車の窓側に座れるかもしれない。

そう思って、グリーン席を取らなかったのですが、すっかり遅れてしまったため、その目論見は外れました。

もっとも、グリーン席を取ったとしても、乗り遅れればそれはそれで台無しになりますから、結果的にこうなるのが一番良いのかもしれません。







岡山駅高松駅を結ぶこの快速マリンライナー号は、71.8kmを56分で結びます。

岡山駅から茶屋町駅までは宇野線を走り、この区間は単線ということもあって、反対列車との行き違い待ち合わせの時間が設けられています。

そのため、ほとんど各駅停車のようなのんびりとした速度で進みます。

茶屋町駅から本四備讃線という昭和末期に開通した比較的新しい路線を通り、高架や掘割、トンネルを時速120kmの速さで走ります。

児島駅から坂出駅までの区間は、橋梁部9368mの長さを誇る瀬戸大橋を渡り、安全のためかスピードを落として走り、眼下に瀬戸内海が広がります。

海上にまるで無数の島々が点在していて、こういう美景が乗車券だけで乗れてしまうのは、ありがたみを感じます。

それにもかかわらず、隣に座っている若い女性は、窓外の様子には目もくれず、スマホのゲームに興じているのですから、どうせなら席を交換してくれと心の声が叫びます。

叫んでも届かないことは分かり切っているのですが、通路側で写真も撮れないのは、わざわざここまで来た甲斐がなくなってしまうようで、淋しい気がしてきます。

やがて、遠くに讃岐富士と呼ばれる飯野山が近づいてきて瀬戸大橋が終わり、鉄道線の上を走る瀬戸中央自動車道と別れてもなお、高所恐怖症の人ならびっくりするほど高い所が続きます。

ここで線路はまっすぐ延びる宇多津方面と左へカーブする坂出方面の2つに分かれ、さらに宇多津方面から予讃線の線路が合流し、坂出駅に着きます。

半分以上の乗客が降りて、私の隣の席も空き、ようやく窓側に移ることができました。






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とはいえ、あとは大した見所はなく、住宅街や丘陵地帯をぬけるだけです。

12時49分、高松駅に到着。





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こんどは1番のりばから、11時58分発、高徳線普通列車、三本松行き2両のディーゼルカーに乗り換えます。

これで志度駅まで行き、未乗線である琴電志度線に乗り換えるわけです。

平日なのに、なぜか高校生たちが多く、中間テストの期間なのでしょうか。





栗林駅(りつりんえき)で、後から来た特急うずしお13号との待ち合わせを行うため、数分停車。

12時37分、志度駅で下車。




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近くにうどん屋があるのを見つけ、そこで肉うどんをかきこみました。

ここでも高校生が多く、1コインで足りますから、学食代わりになるのでしょう。

それから、菓子店で「かまど」という源氏パイのような物を買いました。

おやつも確保したところで、琴電志度線の琴電志度駅へ向かいます。(続く)