瀬戸大橋線(快速マリンライナー)、高徳線(高松~志度)
ただ、残念ながら、座席はほぼすべて塞がれていました。
私は一番後ろの車両に行き、幸い、通路側で進行方向とは逆向きの席が1つ空いていたので、そこに座ることにしました。
この列車は先頭に2階建てグリーン席・指定席車を連結しており、昨日、それを買おうか迷ったのですが、乗り換え時間が15分もあれば普通車の窓側に座れるかもしれない。
そう思って、グリーン席を取らなかったのですが、すっかり遅れてしまったため、その目論見は外れました。
もっとも、グリーン席を取ったとしても、乗り遅れればそれはそれで台無しになりますから、結果的にこうなるのが一番良いのかもしれません。
そのため、ほとんど各駅停車のようなのんびりとした速度で進みます。
海上にまるで無数の島々が点在していて、こういう美景が乗車券だけで乗れてしまうのは、ありがたみを感じます。
叫んでも届かないことは分かり切っているのですが、通路側で写真も撮れないのは、わざわざここまで来た甲斐がなくなってしまうようで、淋しい気がしてきます。
半分以上の乗客が降りて、私の隣の席も空き、ようやく窓側に移ることができました。
とはいえ、あとは大した見所はなく、住宅街や丘陵地帯をぬけるだけです。
12時49分、高松駅に到着。
平日なのに、なぜか高校生たちが多く、中間テストの期間なのでしょうか。
12時37分、志度駅で下車。
近くにうどん屋があるのを見つけ、そこで肉うどんをかきこみました。
ここでも高校生が多く、1コインで足りますから、学食代わりになるのでしょう。
それから、菓子店で「かまど」という源氏パイのような物を買いました。