瀬戸内海汽船(松山観光港~呉港)
11時5分発、広島港行きのフェリーは、松山観光港の玄関から離れた所に停留しているため、長い通路を歩きます。
「翔洋丸」と書かれた大きな船体は、重さ696トン。
400名も乗せることができますが、この時の乗車率は20%ぐらいと少なく、展望席に悠々と座ることができました。
とくに汽笛を鳴らさないまま、フェリーはゆっくり四国を離れ、海上を走行します。
白波が立つぐらいでやや荒く、船体は左右前後に揺れます。
途中の呉港には13時ちょうどに着く予定で、およそ2時間の乗車です。
その間、3分の2まで減ったスマホのバッテリーを回復させるべく、スロットマシーンの近くのコンセントに充電器を差し込み、90%ぐらいまで戻します。
12時40分、いよいよ本州広島県に入ってきました。
険しい崖に木々がへばりついている感じで、平地は少ないです。
日新製鋼所の工場群を見ながら進み、港の手前で方向転換。
バックで進入し、定刻通り13時ちょうどに到着です。
呉駅まではおよそ500m強で、そこまでの連絡通路があります。
左へ右へと曲がったり、百貨店の中に入ったりとややこしいですが、7分ほどで呉駅に着きました。
近くのラーメン店に入り、お薦めのものはもう売り切れてしまいましたが、定番のやつを注文用紙に書き、それを定員に渡します。
ラーメンをおいしくいただき、外に出て呉駅へと向かいました。(続く)