ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

えちぜん鉄道勝山永平寺線、三国芦原線

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勝山駅から、えちぜん鉄道勝山永平寺線、福井行き12時20分発の電車に乗ります。

単行電車で、30%ほどの乗車率でした。






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当列車は、利用者の少ない比島駅は通過します。

右手には九頭竜川の河原が広がり、さらさらと流れています。

越前野中駅か轟駅(どめきえき)か忘れましたが、ホーム付近にシロタエヒマワリの花面が太陽に向けて咲いていました。

駅に着くたびに少しずつ乗客が増えてきます。






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志比堺駅(しいざかいえき)で、九頭竜川扇状地に出てきた感じで、平野部が一気に広がります。

住宅の数が増え、それに比例して、乗客もさらに増してきました。

高架に上がって、13時9分、福井口駅で下車します。





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こんどは三国芦原線、13時13分発、三国港行きに乗り換えます。

こちらも単行車で、満席どころかたくさんの立ち客もおり、前にアテンダントさんも乗務していました。





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福大前西福井駅で、とくに学生がたくさん降り、空いたボックス席に座ることができました。

しばらく住宅街を走り、新田塚駅の先で九頭竜川を渡ります。

この辺りは下流域ですが、荒川や淀川など太平洋側の河川と違って、まだ流れの動きがはっきりと見て取れます。




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九頭竜川を渡り、坂井市に入ると、住宅は少なく、ソバ畑が一面に広がっています。

「太郎丸エンゼルランド」、「西春江ハートピア」、「西長田ゆりの里」、「下兵庫こうふく」と、4つ連続でややこしい駅名が続きますが、これは最寄りの施設名や名所を入れてアピールする狙いがあるからです。

最後の「こうふく」というのは、かつて一帯に興福寺の荘園があったほかに、福井の幸福度が日本一ということからも付けられたそうです。





番田駅の先で西へ曲がり、芦原温泉の玄関口、あわら湯のまち駅で観光客が降りて行きました。

アテンダントさんが東尋坊へ行くバスを案内してくれたからです。

私も東尋坊に行く予定ですが、終点の三国港駅から歩いて行くつもりです。

それに少しお腹が空いてきて、そういえばサンセットビーチの前に、ハンバーガー屋があったのを思い出して、それを食べたいなという思いもありました。

そういうわけで、最後まで乗り通します。

電車は短いトンネルをくぐり、左手に九頭竜川の河口と港が見えてきて、13時58分、終点の三国港駅に到着です。






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乗客は私ともう1人、外国人の女性観光客だけでしたから、無人駅ということもあって、閑散としていました。

「どうもお疲れ様でしたー」と運転士に労をねぎらうアテンダントさんの声が聞こえ、しかし11分後にはまた折り返しますから、束の間の休憩といった感じです。

東尋坊方面のバスは、14時46分ときわめて接続が悪いですが、サンセットビーチで海を眺めたり、ハンバーガーを食べたりすれば、あっという間に時間は来るでしょう。

そう思って、のんびりと歩を進めました。(続く)