ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

しなの鉄道

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引き続き、軽井沢駅13時5分発、しなの鉄道普通列車、小諸行きに乗ります。

ホームは1面しかない簡素なもので、隣の北陸新幹線の立派なホームとは大違いです。

ホームに限らず、改札口も、新幹線は自動改札機を何基も設置しているほど広いのに対し、こちらは自動改札機はおろか、いまだに駅員さんに検印のスタンプをもらうもので、それが1カ所しかなくて小ぢんまりとしています。

設備面では相対的に軽い扱いを受けているような印象ですが、しかし利用者は多く、座席の6割方は埋まった感じでした。

ここでもやはり外国人観光客が多かったです。







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外国人たちは次の中軽井沢駅でことごとく降りて行きました。

星野温泉とかのリゾート地へ行くのでしょう。

軽井沢町の中心街で、かつては「沓掛(くつかけ)」という駅でした。

その後、列車は右手の浅間山を見ながら西へと進んでいきます。

群馬県から長野県に変わっても、天気は良好のままで、雪が青空に映えています。







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13時29分、小諸駅に到着し、13時45分発の長野行きに乗り継ぎます。

小海線からの乗り換え客が多く、座席はほぼ塞がりました。





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小諸から長野までは沿線人口が多く、したがって住宅街もそれなりに形成されています。

利用者も多く、駅に着くたびに乗る人が増えて、席は完全に塞がり、通路に立つ人まで出るほどでした。

そのような状況の中、私が座っている4人がけボックス席では、男性3人が缶ビールやおつまみを広げ、飲食しながら仕事のことや家族のことについて談笑していました。

こうなると、私の方では足がのばせないこともあって、肩身の狭い思いをします。

そんなのが1時間強続き、14時49分、長野駅に到着です。







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朝8時に埼玉の実家を出発して、基本的に乗りっぱなしですから、さすがに疲れてきました。

だが、帰路はまだまだ続きます。

次は、しなの鉄道北しなの線、15時12分発、妙高高原行きの普通列車です。

利用者が最も少ない区間で、車内の乗客数はまばらでしたが、ガラガラというほどではありません。






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長野駅を出発し、長野市の住宅街を抜けると、いよいよ地表にも雪が現れてきました。





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そして、豊野駅を過ぎて山に入ると、一気に雪がどっさり積もっていました。

白銀の世界に入った心地です。





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黒姫まで来ると、さらに雪深くなってきました。

豪雪地帯で見るからに寒そうですが、そんな厳しい気候においても、列車に向かって写真を撮る人がいるものですから、「撮り鉄」の執念というのは凄まじいものを感じます。

まだ午後3時半だというのに、太陽が山並みすれすれまで傾き、この分だとあと30分で日没を迎えるのではと思ってしまいます。






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長野県を抜けて、やっと新潟県に入りました。

この日は運よく日本海側も晴れていました。

15時56分、妙高高原駅に到着です。





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対面に停車している16時1分発、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン普通列車直江津行きに乗車です。

途中の二本木駅では上り列車と同時入線をしました。

当駅では全国でも珍しいスイッチバックを行います。

新井駅から徐々に混雑し、終点の直江津駅に着く頃は立ち客が出るほどでした。







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直江津駅には16時51分に着き、およそ40分の待って、17時33分発の泊行きに乗り換えです。

同じ「えちごトキめき鉄道」なのに、この乗り換えの不便さはいったい何なんだと、いつもながら思ってしまいます。

2両編成の車内は、ほぼ満席。

しかし、地元客はたいてい能生や糸魚川で降りてしまい、終点の泊まで乗り通す人は観光客ぐらいです。






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18時48分、泊駅に着き、この日10回目(ブログ上では8回目)の乗り換えとなる、あいの風とやま鉄道。

平日なので、18時50分発の「あいの風ライナー」が運行されています。

ライナー券300円を払わなければなりませんが、疲れて1秒でも早く帰りたかった私は、迷わず飛び乗ります。

車内でライナー券を発券してもらうのですが、乗務員は私がもうじき下車する頃に来て、ギリギリで支払うことができました。

このシステム、やっぱり不便だよな~と思いつつ、最寄り駅に降りると、幸いにも雨や雪に降られずに帰着することができました。(終わり)