ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

JRバス(横川~軽井沢)

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1997年(平成9年)の9月末で廃止された信越本線、横川・軽井沢間。

かつては特急列車や普通列車などがEF63形電気機関車にけん引されて、碓氷峠を通っていました。







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それ以降、碓氷峠を通過する鉄道線は北陸新幹線(旧長野新幹線)のみで、横川駅から軽井沢駅へは、JRバスを使います。

12時5分発のバスは、11時57分着の信越本線からの乗り換え客でいっぱいになり、とくに外国人が多いのには少し驚きました。

新幹線や高速バスとかを使わず、路線バスを使うとは、外国人たちもよく調べているなと感心します。







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バスは国道18号線(碓氷バイパス)を経由し、トンネルを抜けると、くねくねといろは坂のように上っていきます。

民家は見当たらず、ひたすら森ばかりです。

こういうのが20分ぐらい続くため、バス酔いする人は、酔い止めの薬が必須ですね。






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群馬県と長野県境まで来ると、青々とした空が広がり、見晴らしの良い眺めになってきました。

碓氷バイパス」は、名前の通り碓氷峠ではなく、その1つ南側の入山峠を越えます。

この付近では、2016年(平成28年)にスキー客を乗せた大型バスが、ガードレールを突き破って転落し、乗務員・乗客41名全員が死傷するという、悲惨な事故がありました。

二度とそんな恐ろしい事故を起こしてほしくありませんが、バス運転手の労働環境はまだ改善されてないようです。






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入山峠を越えると、右手に真っ白い雪をまぶした「浅間山」が見えてきました。





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それから、洋風の建物があちこちで見られるようになってきました。

高原の町、軽井沢に来たって感じです。

線路をくぐって、駅北側のバスロータリーに、12時39分到着。

この後は、しなの鉄道で長野方面に向かいます。(続く)