ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

中部地方鉄道旅行(ルート・切符の話)

11月22日(金)から24日(日)まで久しぶりに3連休が取れましたので、鉄道旅行をしてきました。

 

行き先は静岡県の大井川鐡道で、目的は完全乗車(完乗)です。

 

大井川鐡道は昨年9月にも乗車しましたが、井川線の最後の閑蔵駅から井川駅までの区間が崩土で不通になってしまい、泣く泣く折り返さざるをえませんでした。

 

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今年3月に晴れて復旧し、いつか完乗を果たそうと機をうかがっていましたが、やっとその機会に恵まれました。

 

極端な話、この区間さえ乗れれば目的を果たせるわけで、このためだけにわざわざ富山から静岡まで行くというのも阿保らしいですが、そういうことです。

 

ただ、そうは言っても、大井川鐡道に乗りに行くのに、新幹線や特急ばかり使うのも味気ないものです。

 

富山から大井川鐡道のある金谷駅までだと、例えば高山本線の特急「[ワイドビュー]ひだ」を使って名古屋まで行き、名古屋から東海道新幹線東海道本線に乗り継ぐということが考えられますし、あるいは北陸新幹線で東京まで出て、そこから東海道新幹線で静岡駅、さらに東海道本線に乗り換えて金谷駅、というのが考えられます。

 

これらはたしかに速いものの、特急料金が高くつき、しかも新幹線は景色的に面白くありません。

 

そこで、新幹線や特急列車の利用は最小限にとどめる程度にして、在来線を使ってなんとか行けないか、時刻表とにらめっこしながら種々検討しました。

 

結果、1日目は長野駅から篠ノ井線塩尻駅まで行き、そこから中央本線辰野駅、さらに飯田線に乗り継いで豊橋駅まで出て、東海道本線に乗り換えるという案が浮かびました。

 

2日目に大井川鐡道を往復してたっぷり楽しみ、3日目は静岡駅から身延線の特急「[ワイドビューふ]ふじかわ」に乗って甲府駅まで行き、中央本線に乗り換えて小淵沢駅小淵沢駅から小海線小諸駅まで出て、しなの鉄道に乗り継いで長野、最後は新幹線というルートができあがりました。

 

もちろん、上記に挙げた路線はすべて1度は乗っていますが、ずいぶんとご無沙汰な路線もあり、これで行き帰りがちょっと楽しみになったかなと思います。

 

中には乗り換えが5分や3分しかない際どい箇所もあれば、50分も待ちぼうけをくらわせられる所もありますが、地方では仕方のないことです。

 

ま、観光は一切せず、列車に乗ってばかりの行程になってしまった点、やっぱり馬鹿馬鹿しさが光り輝いていますが・・・

 

 

 

 

 

さて、ルートが決まったところで、切符を購入しなければなりません。

 

富山駅みどりの窓口にてJRの切符を買い、JRでない大井川鐡道やしなの鉄道は当日現地で買うことにします。

 

富山駅みどりの窓口には自動券売機もありますが、こんな複雑なルートで発券できるわけがありませんので、必然的に駅員がいるカウンターでの購入です。

 

平日の通勤前(午前10時半)ならそれほど窓口は混んでいませんので、5分ほど待って順番がやってきました。

 

なにぶん普通の人は絶対通らない複雑怪奇なルートのため、口で説明しようものなら、駅員さんによってはたちまち混乱を起こすと思われます。

 

なので、予めルートを紙に書いておき、それを持って窓口の駅員さんに提示します。

 

パッと見た感じ、ベテランの女性駅員さんのようで、女性にこんな阿保らしい切符をお願いするのも気が引けますが、恥も外聞もありません。

 

件の紙を見せると「あ、ありがとうございます」と言って、紙に書いてあるルートを見ながらマルス端末でどんどん切符の手配を進めました。

 

およそ10分ほどで発券が終わり、あとで切符を見ると、とくに1日目の経由が7つも印字されていて、その隣には印字することができなかったのか、手書きで「東海」とありました。

 

他にも、塩尻から辰野までの中央本線区間は「中央2」と印字されてる一方、3日目の切符で中央本線は「中央東」となっているのも興味深かったです。

 

準備が整い、あとはその日が来るのを待つばかり。

 

なのですが、3日ぐらい前の天気予報では晴れマークが並んでいたのに、前日になってなぜか急に全部雨マークに変わった!?

 

しかも初日は雨風が強くなるということで、なぜ穏やかな日が多い11月に??と思いたくなりましたが、最悪の場合、いちばんの目的である大井川鐡道井川線がまた土砂災害とかで動かなくなる可能性がある。

 

そんな不安が頭の中によぎりましたが、はたして・・・(続く)