えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン、特急しらゆき1号
新型コロナウィルスが全国各地に広がっていることを受けて、いろいろな所で自粛ムード。
たしかに飲み会や大規模なイベント、密室空間とかには行かない方がいいでしょうけど、健康な個人あるいは少人数で地方へ旅行するなら、感染大爆発が起きる前に行っておいた方が良いと思うのは、無責任すぎるでしょうか。
ファッションモデルの神田うのが、スキー場に行って楽しんでいる姿をSNSにアップし、一部から批判が出たけど、屋外だし、経済貢献にもなるから、個人的には賛成です。
観光業は今や悲鳴が上がっていると聞きますから、私もできる範囲で貢献しようと、3月19日(木)、20日(金)にあえて旅行することにしました。
泊駅にて、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(トキ鉄)に乗車します。
そういえば、これに乗るのもずいぶん久しぶりだ。
糸魚川・直江津方面にはあまり用がないから、乗る機会がないのも当然ですね。
なお、今度の4月に運賃が改定され、値上げになります。
今までの5年間、JR時代の運賃を踏襲し続けてきた方が奇跡でしたから、値上げは当然ですね。
朝6時23分発と早く、しかも2両編成なので、車内は空いていました。
花粉症持ちなのでマスクはしていますが、混雑を避けるに越したことはないですね。
トキ鉄ではコロナの対策の一環として、各駅に到着するたびにドアを開いていました。
普段は車内保温のためにドアは半自動(ボタン操作で開閉する)扱いですから、なかなかレアな光景です(どうでもいい)。
さらに市振駅の先で親不知へと続きます。
糸魚川駅で乗客が増えましたが、空席に余裕があり、大したことはありません。
7時37分、直江津駅に到着。
4分接続で、特急しらゆき1号、新潟行きに乗車。
ちょうど通勤時間帯で混むかもしれないということを勘案して指定席にしましたが、豈図らんや、乗客は私とビジネスマンの男性の2人だけ。
しかもこの状況が降車駅である新津駅まで続きました。
私はこの列車に乗るのは初めてなので、普段からこうなのか、それともコロナの影響なのかの判断はつきません。
いずれにしても、濃厚接触は避けられそうなので、のびのびと過ごせました。
本来あてがわれた席は山側でしたが、日本海を見たいので、海側へ移ります。
もちろん、車掌には検札時に一言お願いして承諾をもらいました。
晴れた日の海は、すっきりしていて、気持ちがいいですね。
柏崎駅で乗客が増えるかなと思っていましたが、誰も来ず。
引き続き海側に座ります。
長岡駅到着前に席を山側へ移動。
子供じみた行為ですが、どうせ車内には私の他にあと1人しかいませんから、気兼ねなくやっちゃいます(笑)
長岡駅からの乗客もおらず。
田んぼに水をはっている所もあって、田植えの仕事はもう始まっているんですね。
9時13分、新津駅に到着。
新津駅は、信越本線の新潟、同線の長岡、羽越本線の新発田、そして磐越西線の会津若松の4方向へ延び、集まる「鉄道交通の結節点」であり、また、車両を製作している「新津総合車両製作所」もあって、まさに「鉄道の街」と言えます。
わりと閑静な住宅街の中にあり、新庄駅や直江津駅、米原駅も似た雰囲気を出しています。