ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

叡山電車、嵐電、阪急嵐山線


いつものように富山駅から北陸新幹線金沢駅で特急サンダーバードに乗り継ぎ、10時11分に京都駅に到着。

京都駅から奈良線普通列車に乗り換え、10時19分に出発。

混んでいるせいか、扇風機が回っていました。

1つ目の東福寺駅で下車。

同時に大量のお客さんも吐き出されるように降りていきました。

京阪本線出町柳駅行きの列車に乗るはずが、目の前で逃し、15分待つ羽目に。

ようやく準急(といっても終点の出町柳駅まで各駅停車)が来て、途中の三条駅で特急と快速特急の待ち合わせ。

快速特急には乗ったことがないので、先の特急と停車駅は変わらないが、乗ってみることにしました。

やってきたのは、2ドアの8000形で、2階建ての車両に乗車。

2階建てに乗るのも初めてでしたが、座席の向きを変えられる転換クロスシートで非常に快適でした。

といっても、あっという間に快適のひと時は終わりました。



地上に出て、叡山電車の鞍馬行きに乗車。

紅葉シーズンとあって、車内の乗車率は100%近くでした。

宝ヶ池駅で八瀬比叡山駅に向かう叡山本線と分かれ、さらに真っ直ぐ進んでいく。

二軒茶屋駅までは住宅が広がっていました。

二軒茶屋駅から山岳路線らしくなり、両側に山が迫ってきました。

同時に勾配もきつくなってきました。

市原駅を出てしばらくすると、車内アナウンスが流れ、「もみじのトンネル」が案内されました。

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紅葉はすっかりピークを過ぎてしまったが、僅かな色づきを味わえました。

貴船口駅で半数の乗客が下車。

次の鞍馬駅は5分程で到着した。

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鞍馬天狗が牛若丸(源義経)に剣術を教えたという伝説がある。

義経はこの山奥で数年修行に励んだらしいです。




折り返しの列車は、12時12分。

この列車は展望列車で「きらら」という愛称が付いています。

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先頭車が基本的に座席が進行方向に向かっており、後方が後ろ向きになっている。

ただし、4人掛けボックスシートになっていたり、外向きになっていたりと色々だ。

私はもちろん進行方向の席を取りました。

復路だが、晩秋の車窓を存分に味わうことができました。

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出町柳駅前で昼食。

800円のハンバーグ・カキフライ定食をいただきました。

京阪線祇園四条駅に向かい、ここで阪急京都線河原町駅に乗り換え。

時刻表には案内されていないが、ウィキペディア祇園四条駅の項目を見ると、5分程度で乗り換えられるとある。

ネットの時代になって、便利になったものだ。

鴨川を渡り、程なく地下へ続く阪急の河原町駅が見えました。

「ごあんない」と書かれた窓口に行き、阪急と嵐電がセットになった1日フリー乗車券を購入。

1300円。

乗り降りする回数が多く、切符を買ったり、ICカードにチャージする手間を省く。

13時43分の準急天下茶屋行きに乗り、2つ目の大宮駅で下車。

これもウィキペディア情報で、嵐電四条大宮駅にはここで乗り換えられます。

地上に出て、交差点を渡り、いよいよ嵐電に初乗車。

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2両編成で路面電車のような車両だ。

発車すると、ヴーーンっと吊り掛けのモーターがうなる。

3つ目の西大路三条駅から山ノ内駅にかけて道路上を走る。

そして、帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅で北野線に乗り換え。

単線でコトコトゆっくり走ります。

北野天満宮が最寄りの北野白梅町駅で折り返し、15時4分に出発。

再び帷子ノ辻駅で嵐山行きの列車に乗り換える。

2両編成の車内は観光客でいっぱい。

15時30分に終点の嵐山駅に到着。

予想通り、駅前は観光客でいっぱいでした。

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駅には足湯が併設されているが、たくさんの人で入る気が起きない。

ここから桂川を渡って、阪急嵐山駅に歩いて向かう。

駅前の道路はさすがにホコ天だが、それでも進みづらい。

そして、鴨川を渡る渡月橋に差し掛かった時、長蛇の列をつくっていました。

しかも信号待ちしている際、突然後ろから観光客に抱きかかえられた犬に吠えられました。

渡月橋は、承和年間(834~848)が始まりとされ、その後、何度か付け替えがあって現在に至る歴史ある橋。

その歴史と紅葉を味わいたかったが、たくさんの観光客で風情がすっかり色褪せてしまいました。

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中島公園を抜け、渡月小橋を渡ると、阪急嵐山線の嵐山駅に到着。

16時の桂行きに乗車。

支線だが、観光地嵐山を抱えていることもあって、乗客数は多い。

次の松尾大社駅は目の前に鳥居が見えたが、それ以外は住宅街をゆっくり走ります。

桂駅で阪急京都線の梅田行きの特急列車に乗り換え。

JR京都線と並行しているとはいえ、乗車率は100%を超えています。

しかも転換クロスシート車で、立ちスペースが少ないから、余計に息苦しく感じる。

結局、終点の梅田駅まで立ちっぱなしでした。




JR大阪駅まで歩き、駅構内で淡路屋の駅弁「唐揚げ弁当」を買い、ホームへ。

20分前なのにすでに列をつくっていた。

17時42分発の特急サンダーバード金沢駅に向かい、金沢駅北陸新幹線「つるぎ」で富山駅へ。

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クリスマスツリーが点灯していました。

一方、外は冷たい雨がしとしと降っていて、いよいよ冬がやってくるのだと感じました。