ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

名古屋市営地下鉄東山線、愛知高速交通東部丘陵線[リニモ]

今回は名古屋市営地下鉄やその周辺の鉄道に乗ってきました。

実は名古屋市営地下鉄には一度も乗ったことがなく、だからこそ、どういう世界が広がっているのか楽しみでした。

富山駅6時12分発の北陸新幹線つるぎ701号で金沢駅へ向かい、6時48分発の特急しらさぎ54号に乗り換えて米原駅へ。

米原駅で8時57分発の東海道新幹線ひかり512号に乗って9時25分に名古屋駅、そして関西本線9時45分発の普通列車で1つ目の八田駅が始まりです。

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地下に名古屋市営地下鉄東山線の島式ホームがあり、まず1つ先の高畑行きに乗車。

ここで折り返して、藤が丘駅に向かいます。

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東山線名古屋市営地下鉄の中で最初に開通された路線で、高畑駅から藤が丘駅までの20.6kmを結んでいます。

中村公園駅からぞろぞろと乗ってきて、名古屋駅でほぼ満員状態。

2つ先の栄駅まで混雑していました。

一社駅を出てしばらくすると地上に顔を出し、上社駅から高架区間を走り、名古屋市名東区の景色を眺めることができます。

終点藤が丘駅で下車。

線路は北へ延びて藤が丘工場まで続いています。

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地下鉄を乗りつぶしたい気持ちはあるが、そればかりでは味気ないので、愛知高速交通東部丘陵線に乗ることにしました。

リニモ」の愛称の通り、日本初のリニアモーターカーです。




東部丘陵線(以下、リニモ)は藤が丘駅八草駅を結ぶ全長8.9kmの短い路線。

2005年3月に、愛知万博に合わせて開業されました。

万博ではたくさんの乗客で賑わっていたそうですが、終了後はご多分に漏れずすっかりローカル線と化したようです。

まあ利用者が少ないということは、逆に穴場だったりするのですが。

それはともかく、リニモ藤が丘駅は地下深くにホームがあり、床から天井までのホームドアが設置されています。

車両は3両編成で先ほどの東山線よりさらに狭いが、乗客はあまりおらず、適当とといったところでした。

4人用ボックスシートが設置されており、景色を眺めるのには嬉しい。

11時7分に列車はゆっくり動き出すと、しばらくは地下区間をトロトロ走ります。

そして、はなみずき通駅前で地上へ顔を出し、以降は高架を走ります。

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遠くまで長久手市の景色が見え、まるで空中散歩をしている気分に浸れます。

駅周辺はイオンモールなどのショッピングセンターや大学が立地しているものの、基本的には手つかずの森林が多い印象です。

冬なので、乾いた木々が目に付きます。

そういえば、天正12年(1584年)に起きた羽柴秀吉陣営と織田信雄徳川家康陣営の合戦、小牧・長久手の戦いのうちの、長久手の戦いがここでしたね。

名古屋近郊にこれほど緑豊かな所があったとは驚きでした。

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終点の八草駅に到着。

ここから愛知環状鉄道線に乗って瀬戸市駅を目指します。(続く)