静岡鉄道
車内に朝陽が差し込む中、7時43分に静岡駅で途中下車。
御幸通り、途中Y字に分岐して北街通りを進んだのですが、駅は北街通りの少し脇に入った所にあり、初めて訪れたということもあって、駅の規模の割に見つけるのにちょっと探しました。
この日は休日朝のためか、駅構内に行き交う人はまばらでした。
8時7分発新清水行きの列車は、2016年3月に導入された新型車両A3000形です。
富士山をモチーフとしたクリアブルーのカラーリングを纏っています。
関東地方に住んでいる人からすれば、車内は見慣れたものだと思われるかもしれませんが、何しろ静鉄40年ぶりとなる新車なわけで、A3000形スペシャルサイト(www.shizuoka-rainbow.jp/)まで用意されているぐらいですから、会社として気合を入れていることが分かります。
ドア上には横長の液晶ディスプレイが搭載されていて、次に停車する駅名のみならず沿線情報も案内してくれます。
さて、電車が出発すると、駅間が短いこともあってこまめに停車していき、お客さんを拾っては降ろし・・・を繰り返します。
さすが新型というだけあって、静かで揺れが少ないです。
車窓は住宅街や時折ショッピングモールが見えるごくありふれたもの・・・というと、失礼かもしれませんが、逆にそれだけ利用者がいるということです。
時刻表を見ても、基本的に1時間に9本(6~7分おき)設定されているぐらいですから、地方都市鉄道の中ではかなり本数は多い方です。
もっとも、静鉄ホームページには沿線ハイキングコースも用意されており、観光に行く際も十分活用できます。
ホーム上には、まるちゃん一家ではなく、なぜか花輪クンとみぎわさんとの写真が撮れます。
私は利用したことがないのですが、こういう立体駐車場では車をどうやって地上へ降ろすのか気になります。
清水駅に到着。
「ちびまる子ちゃん」に出てくる駅とは違い、近代化された駅ですね。