ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

名鉄尾西線

名鉄一宮駅に到着した私は、1番線の岐阜寄りに行き、11時43分発の名鉄尾西線の玉ノ井行き普通列車に乗車。

この区間は、地元では玉ノ井線と呼ばれているそうです。

2両編成の車内はガラガラでした。

出発してすぐに進行方向左へカーブし、程なく西一宮駅に到着。

1面の高架ホームに降りた人は一人もいませんでした。

地上へ降りて、列車は住宅街をのんびりと進みます。

11時53分、終点の玉ノ井駅に到着。

周囲は住宅に囲まれた所以外は、これといって特徴はありませんでした。

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12時1分発の折り返し名鉄一宮行きに再乗車。

次の奥町駅から乗客が増えてきました。

観光客の姿はなく、明らかに地元の人ばかりでした。

一宮か名古屋へ、買い物や遊びに行くのでしょうか。

12時9分、名鉄一宮駅で降り、1番線をそのまま南の方へ進むと、津島行き2両編成の列車が待機していました。

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つまり、名鉄一宮駅の尾西線は1番線に縦列停車して二方向へ行けるようにする仕組みになっているのです。

でも、初めて利用する人には、行先が違うだけで同じ赤い電車ですから、どうも乗り間違えが起こりそうで心配です。




尾西線は実は名鉄の中でも古く、元は尾西鉄道が1898年に弥富~津島間で開業。

その後、1918年に全通しました。

今では全線通しで運転される列車はなく、基本的には名鉄一宮駅と津島駅で分割されていて、全線乗るには最低2回乗り換える必要があります。




路線は名古屋中心部から外れていて、全体的に地域輸送が中心となっています。

12時13分発の列車は、進行方向右へカーブし、濃尾平野をのんびりと走ります。

車内には、部活帰りと思われる男子高校生達が談話したり、1人窓の外を眺めていた友達にちょっかいをかけたりして楽しんでいました。

「YONEX」とプリントされた物を持っており、テニスかバドミントンの部活なのでしょうか。

森上駅までが単線で、ここから先は複線となります。

だからといって、決してスピードを出さないところが支線らしく、またどこか奥ゆかしさを感じられます。

やがて、男子高校生達が降りると、車内は一気に静かになりました。

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六輪駅から再び地元客が乗ってきて、座席が埋まり、12時46分、高架駅の津島駅に到着。

尾西線はこの先、弥富駅まで延びていますが、私はここで12時57分発の名鉄津島線、準急吉良吉田行きの列車に乗り換え、金山駅までを目指します。

それにしても、ホームには男女の高校生でいっぱいで、一体何かイベントがあったのかと思うほどでした。

しかし、みんな制服を着ているから、土曜授業や部活、予備校なのかなと、意味もなくいろいろ巡らせてみたのでした。