ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

名鉄常滑線・空港線

金山駅に戻った私は、名鉄常滑空港線14時35分発の中部国際空港行きの特急列車に乗車しました。

客層は空港利用者が多いのかと思いきや、意外と地元客で占められていました。




名鉄常滑線神宮前駅常滑駅を結ぶ全長29.3kmの路線で、1913年に全線開業。

知多半島の西側を走行します。

以前は路線図を見て、支線かつ生活路線という印象が強かったのですが、2005年に空港線が開業してからは、空港へのアクセス路線としての性格も加わりました。

神宮前駅から太田川駅までは河和線知多新線の列車も走るため、日中は1時間に14本の過密路線。

有料特急ミュースカイ、一部指定車の特急、急行、準急、普通と様々な種別が走るため、列車ダイヤを作るスジ屋さんや、運行の指令は本当に大変だろうなと思ってしまいます。

太田川駅河和線と分かれ、ここから純粋な常滑線です。

風景としては、工業地帯や住宅街を抜ける月並みな路線ですが、新舞子駅付近だけチラッと伊勢湾を見せてくれます。

海沿い路線と思って期待していたのですが、そうでもなかったんですね。

高架駅で常滑線の終点、常滑駅から全長4.2kmの空港線へと入ります。

出発すると、さらに高度を上げ、スピードも速くなります。

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進行方向右手に「ボートレースとこなめ」が見えます。

常滑駅から徒歩5分の所にあり、なかなか便利です。

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りんくう常滑駅からイオンモールが見え、ショッピングもできますが、本数が日中1時間に2本と少なく、ちょっと不便かも。

おまけにイオンモール以外は目立った施設がなく、これからの開発が待たれるところです。

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りんくう常滑駅を過ぎると、伊勢湾の上を快走します。

残念ながら雲が広がってしまい、あいにくの景色ですが、晴れた日は遠くまで伊勢湾を望むことができるんだろうな。

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15時6分、空港線の終点、中部国際空港駅に到着。

ホームに降りると、要所に設置された自動ドアを通って、改札口へと行きます。

ちなみに当駅の住所は愛知県常滑市セントレア1-1だそうです。

この後、私は15時17分発の折り返し特急列車に乗車しましたが、さすがに今度は乗客が多く、外国人もたくさん乗っていて、車内は常に外国語が飛び交っているのでした。