ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

姫新線、津山市観光

4月6日(金)~10日(火)まで中国地方(主に兵庫県岡山県広島県鳥取県)の列車に乗ってきました。


途中、観光やパン屋の見学プログラムの参加もしてきましたので、併せて記録に残します。

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まずは姫路駅の3番のりばに、姫新線11時21分発播磨新宮行き普通列車に乗ります。

2009年に登場した車両で、座席は向きを変えられる転換クロスシートと快適です。

列車は発車すると、一気にスピードを上げていきます。

加速は電車並みにいいですね。

駅に停まるごとに高校生が乗ってきて、おそらくこの日は始業式ではないかと思われました。

途中の本竜野駅たつの市中心の駅で、今も武家屋敷や白壁土蔵の建物が残っており、「播磨の小京都」と呼ばれています。

映画『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(76年)の舞台でもあり、ぜひ一度訪れてみたいですね。

素麺「揖保乃糸」の工場を過ぎ、11時54分、列車は播磨新宮駅に到着。

同じホームの向かい側、11時58分発上月行きの普通列車に乗り換えます。

今度は1両のため、車内はさらに混雑していました。

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姫新線の車窓で目に付くのは、桜と菜の花。

結構、長い区間で見られます。

桜の方は残念ながらピークを過ぎてしまいましたが、菜の花はきれいに咲いていました。

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姫新線の車両ロゴが示す通り、秋になると赤とんぼがたくさん飛んでいるそうです。

ぜひ見てみたい。。。

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12時34分、上月駅に到着しました。

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兵庫県佐用郡佐用町で、山あいの駅ですね。

下車した人数も3,4人でした。

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次の津山行きの列車が13時21分と45分ほど空いていたので、駅に併設されている「ふれあいの里上月 特産物直売所」の中の食堂でお昼をとりました。

注文したのは、「味噌煮込みうどん」。

うどんは名古屋のような濃いものを想像していたのですが、薄味の家庭的なものでした。

上月地域の特産の「佐用もち大豆」を使った手作りの味噌に、白菜、豚肉、青ネギとヘルシーで食べやすかったです。(以下、直売所の情報が載っているホームページです↓↓)

www.town.sayo.lg.jp/cms-sypher/www/section/detail.jsp?id=70




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再び、姫新線に戻ります。

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残念ながら霧を含んだ雨のためか、窓には結露がびっしりと付き、あまり外の様子は見えませんでした。

ただ、姫新線は山深い所を走るのかと思ったら、そうでもなく、里山をのんびり走るといった感じです。

東津山駅手前でロードサイド店が並んでいるのが見え、いよいよ津山市街地に入ってきました。

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14時20分、津山駅に到着。

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次の新見行きの列車は15時57分と非常に時間が空いています(同じ路線でも接続が悪い・・・)ので、改札を出て、「城東町なみ保存地区」(重要伝統的建造物群保存地区)に行ってきました。

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出雲街道沿いに面した町なみで江戸時代後期から昭和初期に建てられた母屋から蔵まで、各時代の生活様式に対応した建物が残っています。

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ここも映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(95年)の舞台となった場所。

寅次郎は古くて静かな場所をよく旅しますね。

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荘厳な「だんじり」も保存されています。

津山市にはこの城東地区以外にも、津山城跡、衆楽園、津山まなび鉄道館など観光地がたくさんあります。

ぜひまた訪れたいです。




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津山駅から姫新線新見行きに乗ります。

この区間を通しで運行する列車は7~8本と閑散区間で、乗客も少ないですね。

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途中の刑部駅で反対列車との待ち合わせのため、ホームに出てみます。

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ホームに桜並木があるのは、個人的には魅力を感じます。

晴れて時期が適切だったら、きっときれいなんだろうな。

列車は岩山駅を出発すると、熊谷川沿いにゆっくり進みます。

熊谷川と分かれ、高梁川を渡ると進行方向左手から伯備線の線路が見え、17時41分、新見駅に到着。

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この日はここで1泊し、次は岡山県の列車を巡ります。