ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

倉敷美観地区、水島臨海鉄道

イメージ 1

岡山駅から山陽本線12時18分発の列車に乗り、倉敷駅へと向かいました。

イメージ 2

12時34分、倉敷駅に到着。

次の水島臨海鉄道三菱自工前行きの列車は14時とおよそ1時間半の時間があり、駅前のラーメン店で昼食を済ませ、歩いて15分弱の所にある「倉敷美観地区」に行きました。

イメージ 3

イメージ 4
イメージ 5

倉敷川に沿う形で、江戸時代漂う町並みが保存されています。

白壁なまこ壁土蔵など古い建物だけでなく、大原美術館など世界的名画も見られるそうです。

また、川舟にも乗ることができ、ゆっくりと町並みを見ることができます。

イメージ 6

せっかくなので、私は「倉敷いろはに小路」というお店で、県産の桃を使ったソフトクリームをいただきました。

甘さ控えめでさっぱりとしていて食べやすかったです。

周りを見ると、食べ歩きをしている観光客がたくさんいました。

思うに、良い街(地区、商店街)とは、特にクルマを気にせず、気軽に食べ歩きができる所ではないでしょうか。

イメージ 7

さて、駅の方へ戻った私は、水島臨海鉄道線のある倉敷市駅へと向かいました。

倉敷駅の脇に引っ込んだ所にあり、明らかに地元住民のための路線なのかなと思いました。

イメージ 8

14時初の列車はたくさんの乗客で立ち客が出るほど。

失礼ながら、一ローカル線でそれほど利用されていないと思ってましたが、良い意味で裏切られました。

地元には無くてはならない路線なんですね。

イメージ 9

イメージ 10

この路線も基本的には住宅街を走り、一部区間は高架で見晴らしが良いですね。

イメージ 11

イメージ 12

しかし、水島駅を出ると、景色が一変!

工場や漁港地帯を通ります。

終点の三菱自工前駅まで一駅ながら利用者が少ないため、ダイヤも朝夕中心で日中の本数は2~3時間に1本と減ります。

イメージ 13

終点の三菱自工前駅のホームは片面一線の簡素なつくりとなっています。

もちろん無人駅です。

なお、線路はこの先、倉敷貨物ターミナルまで延びており、私が乗ったこの列車も回送となって走っていきました。

イメージ 14

スロープを降りると、大通りに出て、ちゃんと歩道が整備されています。

目の前は三菱自動車工場です。

折り返しの列車が設定されていないため(次の列車は16時12分!)、1つ手前の水島駅まで歩いていくことにしました。

イメージ 15

右側の途切れている線路は、2015年まで使われていた西埠頭線という貨物線です。

イメージ 16

西埠頭線廃線跡で、この先の西埠頭駅(廃駅)まで続いていると思われます。

まだ一部の線路が残っていますが、放置状態ですね。

イメージ 17

こちらが三菱自動車工場の入り口で、トラックが往来していました。

港にも近いし、立地には打ってつけなんでしょうね。

イメージ 18

水島駅の近くまで来ると、住宅が現れてきます。

なんとかセンターという交流施設も見られました。

イメージ 19

三菱自工前駅から徒歩20分弱、水島駅に到着。

余計な装飾がないサッパリとした高架駅ですね。

イメージ 20

駅前にはマンションが立っていて、新興都市と思わせます。

14時51分発の倉敷市行きに乗り、次は井原鉄道線に乗ります。