尾関山公園
駅に備えられているパンフレットを見ると、この日はちょうど「第33回三次さくら祭」が開催されていて、まさにピッタリなわけです。
駅から歩いて15分の所に架かる巴橋から見た川です。
巴橋から見える鉄橋は、三江線です。
三江線と県道112号線が立体交差する高架橋です。
廃線するには惜しいぐらいの立派な橋梁ですね。
さらにその先へ行き、堤を上ると、江の川です。
堤防上の道を真っ直ぐ進むと、尾関山公園です。
お祭りとあってか、警備員や駐車誘導係りの人がたくさんいました。
まあ、近所でもない限り、普通は車で来ますよね。。。
堤防上の道が公園の丘で突き当たり、上へと続く階段を上ると、観光客や出店の賑やかな声が聞こえてきました。
私が到着した11時20分頃には、ステージで民謡が行われていました。
琴の音色と歌声にうっとりですね。
ここで昼食をとることにしました。
少し肌寒い風が吹く曇り空でしたので、温かいラーメンが身体に染みわたりますね。
すっきりとした辛口で美味いです!
肝心の桜の方はすっかり「葉桜」となってしまいましたが、「花より団子」で地元住民はもちろん、外国人もたくさんいて、それぞれステージ上の出し物を観たり出店の食べ物を食べたりして賑わっていました。
展望台へと上がると、三次市街地を一望できます。
外観がすっかり古めいた駅舎は、まだ中に入ることができました。
駅舎の反対側には、セロハンテープで貼り付けただけの、三江線への言葉が書かれた用紙が、風にあおられて今にもどこかへ飛んでいきそうでした。
線路はまだ健在ですが、ホームにはすでに「立入禁止」の札が掛かっていました。
(立入禁止区域に絶対入ってはいけません。)
もう二度と送り迎えの姿は無いんですね。
雲の切れ目から日が差し込み、12時30分に三次駅に戻った私は、3番のりばにて13時1分発の芸備線へと乗りました。