ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

因美線(鳥取~智頭)

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4日目(9日)は9時半出と、鉄道ファンとしてはかなり遅めの出発です。

鳥取はあいにくの空模様ですが、それより心配なのは、前日深夜に襲ったやや強い地震による運休が出ていないかどうか。

特に島根県大田市では震度5強を観測し、神社の鳥居が崩壊したり、水道管に亀裂ができたりとかで被害が大きくなっていますから、ひょっとすると、鉄道にも影響が出ているのではないかと思ったのです。

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幸いなことに、私の心配は杞憂に終わり、9時45分発の若桜行き普通列車は、定刻通りの運転でした。

この日の行程は、まず因美線智頭駅へ行き、そこで「タルマーリー」というお店の見学会に参加し、その後、再び因美線郡家駅まで戻り、最後に若桜鉄道に乗るというものです。

なお、私が乗ったこの列車は、途中の郡家駅若桜鉄道線に入ってしまうため、智頭駅へ行くには郡家駅で特急列車に乗り換えることになります。

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鳥取駅を出発してすぐに南下し、高架を下りると、あっという間に都市の姿を消し、田畑だらけの田舎の風景が現れてきます。

乗った車両が、たまたま転換クロスシート車だったため、快適なひと時を過ごせました。

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9時58分、郡家駅に到着。

駅舎は鳥取県産の木材をふんだんに使用したお洒落なつくりとなっていて、中には観光案内所やコンビニ、2階には展望室が設けられています。

次の特急列車が10時54分まで56分の時間がありましたので、恒例の駅周辺散策です。

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駅前には因幡の白兎伝説「ウサギ」の像がありました。

ここから1.5kmほどの所に、小さな白兎神社があるそうです。

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駅周辺は住宅が密集していますが、平日の日中とあってか、シーンと静まり返っています。

もちろん歩いている人はほとんどいませんし、目ぼしい観光地もないため、観光客もいません。

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再び駅に戻った私は、10時54分発の特急「スーパーはくと6号」に乗って、智頭駅を目指します。

車内は木材を中心としたリニューアルが施されています。

11時13分、智頭駅に到着。

ここで、「タルマーリー」送迎の待ち合わせです。