ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

天然酵母パンとクラフトビールの店:「タルマーリー」見学会

イメージ 1

小雨が降る中、11時30分に「タルマーリー」送迎用の車に乗って10分、お店に到着しました。

イメージ 2

「タルマーリー」は、天然酵母菌や麹菌など自然栽培(無肥料無農薬)のものを使用したパンやクラフトビールを楽しめる名店で、著書、渡邉格『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 タルマーリー発、新しい働き方と暮らし』(講談社+α文庫)でも話題になっています。

この日は月曜見学会ということで、ランチだけでなく、オーナーシェフの講演や工房の見学、さらにクラフトビール飲み放題とまさに至れり尽くせりのプログラムなのです。

イメージ 3

講演では、「タルマーリー」の考え方や実践内容、さらにはここでしか聞けない裏話・・・など盛りだくさんのお話を聞きました。

遊び心をもったオーナーシェフのお話にすっかり惹き込まれ、40分強の講演があっという間に過ぎました。

その後、パン工房、ビール工房、スタッフが調理している様子、そしてお店のキーである麹菌(失敗作含む)などを見学しました。

手作り感が凄い・・・

イメージ 4
イメージ 5

イメージ 6
イメージ 7

こちらがランチメニューで、グループで分け合っていただきます。

イノシシ肉のハンバーガー、ピザ、クラフトビールともう1つは忘れましたが、確かレーズンブレッドだったと思います。

ボリュームがありそうで、意外とサクサクっと食べられます。

ビールもスッキリ飲みやすく、私は4杯いただきました。




このお店の周辺は山あいにある所で、一応、鉄道(因美線那岐駅)やコミュニティバスは通っているのですが、本数が悲しいほど少なく、この日のような見学会でもない限り、ほとんどのお客さんは車で来ます。

だから車で来ると、特に運転する人はビールが飲めなくなるため、ビールを飲むには、交通手段を考えなければなりません。

しかも営業時間は10時~17時と日中しか空いていない(オーナー曰く、健全なお店の)ため、公共交通機関ではなおさら難しいでしょう。

ちなみに私は、昨年の10月に初めてこのお店を訪れた際、因美線津山駅11時35分発の列車に乗り、12時32分に那岐駅に着いて、そのまま10分歩いて来ました。

1時間程ランチとビールを楽しみ、しかし次の列車が15時36分と自宅へ帰るにはまことに都合の悪い時刻の上にバスも日曜運休でしたので、そのまま約8km先の智頭駅まで歩くことになり、私の足で1時間10分ほどかかりました。




楽しいひと時もあっという間に過ぎ、最後にお土産パンセットをいただいて、15時にお店をあとにしました。

イメージ 8

土師川の桜は満開を迎えていました。