因美線(那岐~郡家)、若狭鉄道
階段を上った所に津山方面の上りホームがあり、智頭方面の下りホームはさらに構内踏切を渡った向こう側にあります。
階段入り口の左側には診療所が併設され、おおよそ週に2回(たしか火、木)、病院からお医者さんが来るそうです。
しかし、この日も開いていて、なんでだろうと思っていたら、地元のボランティアの方がお年寄りの入浴のお世話などをしていると話してくれました。
最近の駅は、ただ列車の乗り降りをするだけじゃなく、特にローカル線の駅は、交流施設や特産品売り場、観光案内所など、主に人と人をつなげる施設が増えてきたように思います。
なお、駅備え付けの旅ノートを開くと、書いた人の大半はやはり「タルマーリー」を訪れていました。
15時36分発、智頭行きの列車に乗車。
川の反対側は国道53号が通っていて、昨年、25℃近くの快晴の下、1時間以上かけて汗をぬぐいながら歩き、石材店でなぜか「志村けんのバカ殿様」の石像が置いてあった記憶がよみがえります。
それが列車では7分足らずで行き、15時54分、智頭駅に到着。
若狭鉄道の窓口はないので、駅舎内の観光案内所で、(往復するだけですが)760円の1日フリー乗車券を購入しました。
ちなみに5種類の絵柄から好きなものを選べます。
2両編成で、後ろよりは朝に乗った「宝くじ号」ですが、前は今年3月にデビューしたばかりの「昭和号」でした。
観光列車だけでなく、普段の運用にも就いていたんですね。
高校生がテーブルの上に参考書を広げて勉強していました。
八東川に沿いながら進みますが、基本的には何もありません。
昭和5年に開業した駅舎は登録有形文化財に指定されていて、平成7年に改修されましたが、外観は大きく変わっていないようです。
木造に赤い屋根、中央に時計、さらに終点駅というところが昭和っぽいですね。
こちらが「昭和」号の外観で、あれれ?切り離し作業が行われています。
帰りの列車は1両と短くなります。