ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

大阪メトロ御堂筋線、北大阪急行電鉄、阪急千里線、阪堺電気軌道、和田岬線

少し前になりますが、4月14日、15日に大阪メトロに乗りに行きました。

大阪メトロはこれまであまり乗ったことがなく、御堂筋線新大阪駅から天王寺駅までと中央線の森ノ宮駅から長田までしかありません。(中央線はその先、近鉄けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅まで乗車経験あり。)

なので、今回はそれ以外(一部違う路線も入りますが)の乗車記です。




新大阪駅に13時31分。

乗り鉄としてはあるまじき遅さですね。

前日、お世話になった方たちとの飲み会があって、2次会でつい誘われるままスナックに入り、飲んだり歌ったりしゃべったりしているうちに、0時を過ぎ・・・

当然、次の日の朝にそのしわ寄せは来るわけです。

身体がだるい・眠いながらも、自分が住む富山を9時半に出発し、新幹線と特急サンダーバードに揺られること4時間。。。

かようなわけで、新大阪駅に到着した時点ですでにお昼を回ってしまったのでした。

とりあえず、腹ごしらえに駅ナカの浪速そばに入り、他人丼でお昼を済ます。

腹がふくれたところで、いざ御堂筋線へ。

なお、今回は地下鉄・大阪シティバスに1日自由に乗り降りができる「エンジョイエコカード(土日祝版)」を使いました。

平日だと800円するが、土日祝日なら600円とちょっぴしお得♪




御堂筋線新大阪駅は地下鉄なのに高架駅。

北大阪急行電鉄南北線直通の千里中央行きの電車に乗り、終点の千里中央駅へと向かいます。

途中の江坂駅まで地下鉄御堂筋線なのですが、地下へ入らず、ずっとビル街の多い高架区間を走り、意外な感じがしました。

軟弱地盤だからだろうか。

電車は江坂駅からそのまま南北線へと入ります。

今度は土地の起伏が激しく、高架になったり掘割になったりと変わっていきます。

そして、千里台地(?)の地下へ入って終点、千里中央駅に到着。

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吹き抜け構造になっていて、開放感のある地下駅です。

地上に出て、次の未乗路線は阪急千里線。

大阪モノレールで1つ先の山田駅まで行き、そこで阪急線に乗り換えて北千里駅、再び折り返そう・・・

・・・と思いましたが、スマホの地図を見ると、千里中央駅から阪急の北千里駅まで歩いて大体1.5kmぐらいと歩き慣れた自分にとっては大したことなさそう。

幸い、まだ雨が降っていないし、何より大阪モノレールの運賃が浮く。

ということで、北千里駅まで歩いていくことにしました。

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行き方は大通りを道なりに進むだけと、非常に単純。

車道と歩道、さらにその脇の建物それぞれ間に街路樹が植えられていて、周囲の環境に配慮したニュータウンらしい街並みですね。

建設中のも含めてマンションが建ち並び、さすが大阪のベットタウン。

途中から団地やお洒落な一戸建てへと変わります。

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途中、雨に降られましたが、歩くことおよそ20分、阪急の北千里駅に到着。

大型ショッピングセンターや多くの飲食店が並び、意外と賑やかな駅前でした。

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私が乗ったのは、残念ながら梅田行きで、途中の淡路駅で乗り換えを強いられることになりました。

駅に着くごとにどんどん乗客が増え、支線の割に利用者は多いです。

関大前駅から急カーブが多く、速度制限がかかってゆっくり進みます。

柴島駅を出ると、大阪府一級河川の淀川を渡り、地下へ。

天神橋筋六丁目駅から地下鉄堺筋線に直通します。

終点の天下茶屋駅で折り返し、恵美須町駅で下車。

ここで、次の未乗線、阪堺電気軌道阪堺本線の住吉停留場まで乗ります。

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なかなか狭い道を通るため、ドライバーは運転しづらそう。。。

住宅地や商店という生活感あふれる所を進みます。

やや不便な所を通るためか、本数がおよそ20分に1本と路面電車にしては少し寂しいダイヤです。

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住吉停留場で天王寺駅前方面に乗り換えます。

運賃は特例で乗り換えても200円のままです。

つまり、次の乗り換え列車の分の運賃は徴収されないのです。

ただ、その特例が適用できる停留場は限られており、しかも時間制限が付いているのだとか。

ともあれ、天王寺駅前方面のホームを見つけるのに、少し手間取りました。

天王寺駅前行きの電車はすでに満員状態。

途中、なんとか座ることができましたが、停留場に着くたびに乗客が増え、もはや座れるかどうかではなく、乗れるかどうかの問題へと発展していきました。

天王寺駅前停留場で超満員の乗客が「どどどど」と吐き出されるように降りていき、私もその流れに合わせて天王寺駅へと向かいました。



と、ここで突然、大阪メトロ乗りつぶしを中断し、JR大阪環状線大阪駅へと方向転換!

せっかくの機会、山陽本線の支線、通称「和田岬線」に乗っておこうと思ったのです。

日中は全く運行されていない路線ですが、夕方になると運行される。

大阪駅でうまい具合に神戸線の快速列車がやってきて、そのまま兵庫駅へ。

18時前に着き、中間改札を抜けて地上にある和田岬線のホームへ。

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7両編成と明らかに輸送力過剰の電車がお待ちしていました。

なぜか行先が表示されていないのは、この前乗った名鉄築港線と同じ。。。

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車内ドア上の案内表示もされていません。

18時5分、電車は進行方向左へと急カーブし、ゆっくり進んでいく。

しばらく工場地帯を走ります。

途中、川崎重工という鉄道車両を製造する工場が見え、チラッとJR北海道の車両が見えました。

兵庫運河を渡り終えると、住宅や商店街が見え、終点、和田岬に到着。

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大都市圏で日中に走らない路線と言えば、神奈川県の鶴見線(大川支線)、愛知県名古屋市名鉄築港線で、いずれも駅前は工場しかない無機質な所でしたが、ここはそうでもないんですね。

駅前にファミリーマート、さらに大通りを挟んだ向かい側に神戸市営地下鉄和田岬駅があります。

現に帰りの列車内も学生や若い人など、土曜日なのにたくさんの乗客がいました。

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とはいえ、この本数・・・

日曜日を含む休日なんて2本しかなく、ある意味超過疎路線状態です。。。

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折り返し兵庫行きに乗り、再び大阪駅に戻った私は、御堂筋線で本町まで行き、中央線に乗り換えてホテルのある阿波座駅まで行きました。(2日目に続く)