名城線、ゆとりーとライン、明知鉄道、名鉄広見線
大阪メトロ巡りから1週間後の、4月21日、22日に、愛知県・岐阜県の鉄道に乗りに行きました。
4月21日(土)
大曽根駅では、地下3階から地上3階まで上がらなければならず、ちょっと面倒くさい。
「ゆとりーとライン」とは愛称で、正式には「名古屋ガイドウェイバス」といい、車両は完全にバスです。
なお、バス車両の出入り口は2段ステップとなっており、バリアフリーには対応していません。
10時30分、大曽根駅を出発したバスは、右へ左へと大きくカーブを繰り返す。
高架を走るから、高速道路を走ってるみたいで不思議な気分。
しかし、渋滞に遭うことはないから、走行中は快適。
やがて、丘陵地帯に入ると、「ゆとりーとライン」の終点、小畑緑地駅となる。
ここから地上へと降りて、一般道を走るフツーの路線バスへと変わります。
停留所や信号が多く、先ほどとは打って変わって、進むのに時間がかかる。
でも鉄道空白地帯を走るためか、利用者は多い。
予定より数分遅れて高蔵寺駅に到着。
初乗車となる明知鉄道に乗り換え。
2両編成で先頭車が一般車で、後方が食堂車で、地元食材をたっぷり使ったお弁当が味わえます。私は残念ながら食堂車を予約してないので、一般車へ。車内はベンチ式のロングシートが並んでるだけのシンプルなもの。急行だが、乗車券だけで利用することができる。
1日乗車券を使いました。半分、青い・・・恵那駅を出発した列車は、右へと大きく曲がり、高度を上げていく。なかなかの急勾配で、トロトロ進んでいき、恵那市内の盆地を抜ける。すると、山の中へと分け入っていく感じ。飯沼駅は日本一急勾配の駅で、車内からホームを見ても傾いているのが分かる。極楽駅では「バロー」などロードサイド店が見られ、意外に思う。そして、岩村駅。住宅街だが、古い町並みが残っている。この周辺は農村地帯を通り、列車の速度がゆっくりなことも相まって、のんびりとした風景が広がる。遠くに山桜が見えました。13時19分、終点明智駅に到着。
次の折り返し列車が13時55分と、36分の空き時間があるため、徒歩2分の所にある「日本大正村」へふらり。
小腹が空いたので、岐阜県の名物「五平餅」をいただく。味噌の香ばしさと、うるち米のもっちりとした食感がたまらない!
町並みも白と黒のコントラストが効いた昭和っぽい佇まいが、どこか郷愁を誘います。
再び明智駅に戻り、13時55分発恵那行きに乗車。車内は観光客と地元客が半々で満席でした。私はまず、御嵩行きの列車に乗りました。新可児駅を出発すると大きく東へと向きを変える。基本は田畑をのんびり走り、駅周辺に住宅がある程度。
終点の御嵩駅で折り返し。
今度は犬山行きの普通列車に乗車。中央本線の多治見から高蔵寺間や、高山本線の鵜沼から美濃太田間がなかなか山深いところを走るから、その間を走る広見線もさぞ良い景色が見られるのではと期待したが、愛岐トンネル付近を除いて、何のことはない、ごく普通の住宅街を走るだけでした。とはいえ、15分に1本の本数があり、利便性は良いですね。