名古屋市営地下鉄桜通線、名鉄三河線(知立~碧南)、西尾線、蒲郡線、豊川線、養老鉄道
これから地下鉄桜通線に乗ります。
赤いラインを付けた電車で、桜通線の車両はすべて(細かい所で違いはあるが)こんなタイプです。
座り心地はなかなかよろしい。
1つ先の中村区役所駅へ行き、折り返して徳重駅まで一気に乗り通します。
日曜日の朝ということもあってか、乗客数は少なかったです。
金山駅で「まる乗り1DAYフリーきっぷ」(3000円)を購入。
これでいちいち切符を買ったりICカードにチャージしたりする手間が省け、しかも10時から16時までは空いている席に限り、特別車にも乗れます。
ここで三河線碧南方面の列車に乗り換えます。
2両編成の車内に乗客数はまばらにいて、要するにガラガラ。
本数は1時間に4本となかなか多く、利便性は良いですね。
次の刈谷市駅は高架駅となって見晴らしは良い。
その後は地上で住宅街をトコトコ走ります。
終点の碧南駅。
古びた駅舎です。
線路はここまでですが、実は2004年3月まで、三河線はここからさらに南下して吉良吉田駅までつながっていました。
現在は「ふれんどバス」がこの区間を運行しています。
15分後、次の未乗船である西尾線、急行吉良吉田行きがやってきました。
11時52分、出発!
一方、私が今乗っている吉良吉田方面の車内はガラガラでした。
まあ、平日の帰宅ラッシュ時は混んでいそうですね。
西尾駅から先は広大な田んぼを見ることができます。
12時25分、吉良吉田駅に到着。
もっとも、私の住んでいる所の最寄り路線は1時間に1~2本しかないから、それに比べたら、結構あるなと感じてしまいます。
ホームの先に行くと、少し先まで線路が延びていて、これが先ほどの旧三河線です。
吉良吉田駅を出発すると、列車はまず丘陵地帯を走ります。
田舎の雰囲気がさらに色濃く出てきます。
そして丘陵地帯を抜けると、進行方向右手に三河湾が見えます。
海岸線やホテルなどリゾート地らしい景色です。
そして、さらに先に進むと、今度は古い家々が密集した漁師町らしい町並みを見せてくれます。
風光明媚というほどではありませんが、それでも個人的には名鉄の中で一番好きな景色ですね。
13時1分、高架駅の蒲郡駅に到着。
ここで駅前の和定食屋に入り、蒲郡港直送の魚を使った海鮮丼を食べました(美味しかった!)。
飯田線にはこれまで3回乗ったことがありますが、この車両(213系)に乗るのは初めてです。
中の座席は転換クロスシートと快適で、観光路線にはピッタリですね。
その代わり、立ちスペースが狭く、ラッシュ時には向いていないと思われます。
部活帰りと思われる高校生達をたくさん乗せ、14時12分に豊橋駅を出発。
14時24分、豊川駅に到着。
法規上は路面電車扱いですが、全線が専用軌道を走るため、通常の鉄道となんら変わりはありません。
年末年始は豊川稲荷神社へ向かう人で混んでいるらしいですが、普段は私が乗車したときと同じガラガラでしょう。
沿線は住宅街です。
せっかくなので、フリーきっぷの効力を使って、特別車に乗車しました。
16時45分に出発した列車は、進行方向左手に養老山地、右手に揖斐川に沿って北上していきます。
3両編成の車内に夕陽が照らし出し、ガラガラの車内と外の田畑の風景が重なって、寂しさを醸し出しています。