ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

名古屋市営地下鉄桜通線、名鉄三河線(知立~碧南)、西尾線、蒲郡線、豊川線、養老鉄道

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2日目(4月22日)は、伏見駅近くのビジネスホテルから名古屋駅まで歩いていきました。

これから地下鉄桜通線に乗ります。

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赤いラインを付けた電車で、桜通線の車両はすべて(細かい所で違いはあるが)こんなタイプです。

座り心地はなかなかよろしい。

1つ先の中村区役所駅へ行き、折り返して徳重駅まで一気に乗り通します。

途中の今池駅までは地下鉄東山線と並走し、バイパスの機能をもっています。

日曜日の朝ということもあってか、乗客数は少なかったです。

徳重駅で折り返した私は、新瑞橋駅(あらたまばしえき)で、昨日乗った名城線に乗り換え、名鉄線との乗換駅である金山駅へ向かいました。

金山駅で「まる乗り1DAYフリーきっぷ」(3000円)を購入。

これでいちいち切符を買ったりICカードにチャージしたりする手間が省け、しかも10時から16時までは空いている席に限り、特別車にも乗れます。


ここで三河線碧南方面の列車に乗り換えます。




2両編成の車内に乗客数はまばらにいて、要するにガラガラ。

本数は1時間に4本となかなか多く、利便性は良いですね。

刈谷駅からいよいよ未乗区間

次の刈谷市駅は高架駅となって見晴らしは良い。

その後は地上で住宅街をトコトコ走ります。

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終点の碧南駅。

古びた駅舎です。

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線路はここまでですが、実は2004年3月まで、三河線はここからさらに南下して吉良吉田駅までつながっていました。

現在は「ふれんどバス」がこの区間を運行しています。



40分弱の時間をかけて、再び知立駅に戻った私は、名古屋本線に乗り換え、2つ先の新安城駅で下車。

15分後、次の未乗船である西尾線、急行吉良吉田行きがやってきました。

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車内の座席が転換クロスシートと快適で、優等列車にふさわしいですね。

11時52分、出発!

西尾線沿線も住宅街が中心ですが、先ほどの三河線と違って、名古屋方面に直通する列車が運行されており、そのためか、行き違う列車の車内は立ち客でいっぱいでした。

一方、私が今乗っている吉良吉田方面の車内はガラガラでした。

まあ、平日の帰宅ラッシュ時は混んでいそうですね。

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西尾駅から先は広大な田んぼを見ることができます。

12時25分、吉良吉田駅に到着。

6分接続の12時31分発、蒲郡線蒲郡行きに乗り継ぎます。

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この路線も前日の広見線新可児駅御嵩駅)と同様、中間改札が設けられており、ICカードは使えず、フリーきっぷにしておいて良かったと思います。

やはり廃線の話が度々出ているそうで、本数も名鉄の中では少ない1時間に2本です。

もっとも、私の住んでいる所の最寄り路線は1時間に1~2本しかないから、それに比べたら、結構あるなと感じてしまいます。

ホームの先に行くと、少し先まで線路が延びていて、これが先ほどの旧三河線です。




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吉良吉田駅を出発すると、列車はまず丘陵地帯を走ります。

田舎の雰囲気がさらに色濃く出てきます。

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そして丘陵地帯を抜けると、進行方向右手に三河湾が見えます。

海岸線やホテルなどリゾート地らしい景色です。

そして、さらに先に進むと、今度は古い家々が密集した漁師町らしい町並みを見せてくれます。

風光明媚というほどではありませんが、それでも個人的には名鉄の中で一番好きな景色ですね。

13時1分、高架駅の蒲郡駅に到着。

ここで駅前の和定食屋に入り、蒲郡港直送の魚を使った海鮮丼を食べました(美味しかった!)。




13時45分、東海道線、快速豊橋行きの列車で豊橋駅へ行き、今度は飯田線に乗り換え。

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飯田線にはこれまで3回乗ったことがありますが、この車両(213系)に乗るのは初めてです。

中の座席は転換クロスシートと快適で、観光路線にはピッタリですね。

その代わり、立ちスペースが狭く、ラッシュ時には向いていないと思われます。

部活帰りと思われる高校生達をたくさん乗せ、14時12分に豊橋駅を出発。

飯田線は途中まで名鉄名古屋本線と共用線路を走り、豊川を渡った先で分かれます。

14時24分、豊川駅に到着。

駅前にある名鉄豊川線豊川稲荷駅に行きます。

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豊川線名古屋本線の支線で、1時間に4本程度運行する生活路線といったところ。

法規上は路面電車扱いですが、全線が専用軌道を走るため、通常の鉄道となんら変わりはありません。

年末年始は豊川稲荷神社へ向かう人で混んでいるらしいですが、普段は私が乗車したときと同じガラガラでしょう。

沿線は住宅街です。




豊川線の終点、国府駅名古屋本線の特急に乗り換え、一気に名鉄名古屋駅へ。

せっかくなので、フリーきっぷの効力を使って、特別車に乗車しました。

途中の東岡崎、新安城知立、神宮前、金山からの乗客はほとんどおらず、静かな環境でやがて眠りに落ちました。

気が付くと、列車は金山駅を過ぎ、地下へ潜って、名鉄名古屋駅で下車。

豊川線を最後に、名鉄は、2018年に現存する路線すべてを完乗しました。

まだ少し時間がありましたので、JR名古屋駅関西本線に乗り、桑名駅へ。

最後は養老鉄道養老線に乗ります。




16時45分に出発した列車は、進行方向左手に養老山地、右手に揖斐川に沿って北上していきます。

3両編成の車内に夕陽が照らし出し、ガラガラの車内と外の田畑の風景が重なって、寂しさを醸し出しています。

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岐阜県大垣市に入ると、高校生たちがどんどん乗ってきて、車内は立ち客が出るほどでした。

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17時56分、大垣駅に到着。

なお、養老線明知鉄道と同様、地元の食材を使った「薬膳列車」が運行されているそうです。

ローカル線の強みは、「地産地消」「風光明媚」「ゆったりとした時間の流れ」といったところでしょうか。

養老線大垣駅スイッチバックして揖斐駅までありますが、今回はここで時間切れ。

18時22分発の特急しらさぎ22号で帰りました。