ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

横浜市営地下鉄グリーンライン、鶴見線


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横浜線中山駅には、15時41分に着き、横浜市営地下鉄グリーンラインのある地下ホームへと向かいます。

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15時53分発、日吉行きの電車です。

車内に入ると、先ほどの横浜線よりひと回り小さく、そのためか、液晶テレビがドア上ではなく、ドア横に付いていました。




中山駅を出発した電車は、しばらく地下区間を走行したのち、だんだんと登っていき、ぱっと地上へと出ます。

地下というより、丘陵地帯からちょうど谷間へ出たという感じです。

鶴見川を渡った先が川和町駅

駅名(町名)の由来は、鶴見川と谷本川が合流する地点だからだそうです。

再び丘陵地帯の地下へと入っていき、都築ふれあいの丘駅。

ここでたくさんの乗客が乗ってきました。

次のセンター南駅で再び地上へと出ます。

この駅からセンター北駅にかけては、港北ニュータウンの中心街で、利用者も多いです。

横浜市営地下鉄ブルーラインと並走し、センター北駅から終点の日吉駅まで再び地下区間となります。

16時14分に日吉駅に到着。

本来であれば、横浜市営地下鉄ブルーラインにも乗れれば良かったのですが、次の鶴見線に乗るのが苦しくなるので、ブルーラインは翌日に回します。




東急東横線武蔵小杉駅まで行き、そこで南武線の川崎行きに乗り換え。

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さらに尻手駅南武線の浜川崎行き(いわゆる南武支線)に乗り継ぎます。

この南武支線がまた本数が少なく、神奈川県川崎市という大都市にもかかわらず、日中は40分に1本というローカル線並みなのです。

私は尻手駅の3番線ホームで、17時ちょうどの列車が来るまで20分弱待ちました。

出発の5分前になって、ようやく2両編成の列車が入線しました。

夕方ということもあって、乗車率はなかなかで、ロングシートの座席はほとんど埋まりました。



尻手駅をゆっくりと出発し、そのままスピードは上げません。

東海道本線をまたぎ、進行方向右手から東海道貨物線が合流してきて、次の八丁畷駅(はっちょうなわて)で、京浜急行線をまたぎます。

川崎新町駅で半分以上の乗客が降りていきました。

次の小田栄駅は、2016年に開業した新しい駅。

上下線のホームが道路を挟んでずれているという、少し変わった構造を持っています。

17時7分、終点の浜川崎駅

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自動券売機が1台設置されているのみの無人駅です。

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鶴見線浜川崎駅へは、道路を挟んだ向かい側にあります。

つまり、お互い乗り換えするためには、いったん外へ出なければならないのです。

私は「休日おでかけパス」を持っているので、そのまま通ります。
※ICカードで乗ってきた場合は、簡易Suica改札機にタッチせずに、そのまま乗り換えることになります。

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鶴見線無人で、南側の出口へは一般客の立ち入りが禁止されています。

これは駅前が「JFEスチール東日本製鉄所」という会社の敷地だからで、その関係者しか通ることができません。

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17時13分発、扇町行きの列車が入ってきました。

3両編成の車内はガラガラです。



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出発すると、進行方向左手には、浜川崎貨物駅が広がっています。

ヤードが広い分、何もないと寂しさがつのります。

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扇橋を渡ると、昭和電工の工場地帯へと入ります。

鶴見線の沿線は、明治以降に開発された埋立地で、そのほとんどがいわゆる「京浜工業地帯」を走行します。

そのため、民家がほとんどない独特の風景が広がります。

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17時17分、終点の扇町駅。

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駅構内には、なぜか猫が棲みついています。

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この駅も無人駅です。

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扇町駅から先にも線路が延びていて、「三井埠頭専用線」という貨物線が、現在でも使われているそうです。




17時29分に折り返し、鶴見行きの列車で安善駅まで行き、17時38分に着いて、今度は17時54分発の大川行きの列車を待ちます。

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この大川支線は、平日は1日9本、土曜休日は1日3本しか運行されない超過疎路線で、まさに「都会の過疎路線」と言っていいでしょう。

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入線した列車の「大川」行きの行先表示です。

車内はガラガラです。




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列車はしばらく鶴見本線(浜川崎方面)と同じ線路を通ります。

そして、本線の武蔵白石駅手前で分岐し、ギギギとゆっくり右へ急カーブします。

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先ほどの扇町方面以上に工場しかない所を走ります。

17時58分、終点の大川駅に到着。

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もちろん無人駅です。

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鶴見行きのダイヤはこの通り、昼間の時間が空白となっていて、露骨な通勤特化型ダイヤですね。

くりかえしますが、ここは神奈川県川崎市です!

もっとも、これに乗れなくても、徒歩15分程で本線の武蔵白石駅に到達できるので、まったく孤立状態になることはないでしょう。

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駅周辺は日清製粉鶴見工場など、工場しかありません。

折り返しが18時1分ですので、ゆっくりする暇もなく、早々に車内へと戻りました。

これで首都圏のJR路線はすべて制覇しました。

翌日は、地下鉄路線を回ります。