横浜市営地下鉄グリーンライン、鶴見線
15時53分発、日吉行きの電車です。
地下というより、丘陵地帯からちょうど谷間へ出たという感じです。
再び丘陵地帯の地下へと入っていき、都築ふれあいの丘駅。
ここでたくさんの乗客が乗ってきました。
次のセンター南駅で再び地上へと出ます。
16時14分に日吉駅に到着。
私は尻手駅の3番線ホームで、17時ちょうどの列車が来るまで20分弱待ちました。
出発の5分前になって、ようやく2両編成の列車が入線しました。
夕方ということもあって、乗車率はなかなかで、ロングシートの座席はほとんど埋まりました。
尻手駅をゆっくりと出発し、そのままスピードは上げません。
川崎新町駅で半分以上の乗客が降りていきました。
次の小田栄駅は、2016年に開業した新しい駅。
上下線のホームが道路を挟んでずれているという、少し変わった構造を持っています。
17時7分、終点の浜川崎駅。
つまり、お互い乗り換えするためには、いったん外へ出なければならないのです。
私は「休日おでかけパス」を持っているので、そのまま通ります。
※ICカードで乗ってきた場合は、簡易Suica改札機にタッチせずに、そのまま乗り換えることになります。
これは駅前が「JFEスチール東日本製鉄所」という会社の敷地だからで、その関係者しか通ることができません。
17時13分発、扇町行きの列車が入ってきました。
3両編成の車内はガラガラです。
出発すると、進行方向左手には、浜川崎貨物駅が広がっています。
ヤードが広い分、何もないと寂しさがつのります。
扇橋を渡ると、昭和電工の工場地帯へと入ります。
そのため、民家がほとんどない独特の風景が広がります。
17時17分、終点の扇町駅。
駅構内には、なぜか猫が棲みついています。
この駅も無人駅です。
17時29分に折り返し、鶴見行きの列車で安善駅まで行き、17時38分に着いて、今度は17時54分発の大川行きの列車を待ちます。
この大川支線は、平日は1日9本、土曜休日は1日3本しか運行されない超過疎路線で、まさに「都会の過疎路線」と言っていいでしょう。
入線した列車の「大川」行きの行先表示です。
車内はガラガラです。
列車はしばらく鶴見本線(浜川崎方面)と同じ線路を通ります。
そして、本線の武蔵白石駅手前で分岐し、ギギギとゆっくり右へ急カーブします。
17時58分、終点の大川駅に到着。
もちろん無人駅です。
鶴見行きのダイヤはこの通り、昼間の時間が空白となっていて、露骨な通勤特化型ダイヤですね。
くりかえしますが、ここは神奈川県川崎市です!
もっとも、これに乗れなくても、徒歩15分程で本線の武蔵白石駅に到達できるので、まったく孤立状態になることはないでしょう。
折り返しが18時1分ですので、ゆっくりする暇もなく、早々に車内へと戻りました。
これで首都圏のJR路線はすべて制覇しました。
翌日は、地下鉄路線を回ります。