ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

横浜市営地下鉄ブルーライン

2日目(5月13日)は、まず、横浜市営地下鉄ブルーライン湘南台駅から攻め、終点のあざみ野駅から東急田園都市線で渋谷駅まで行き、JR山手線で新宿駅に出る。

都営大江戸線新宿西口駅からぐるっと回って、光が丘駅

折り返して東中野駅で中央線各駅停車に乗り換え、荻窪駅東京メトロ丸の内線に乗り、中野坂上駅丸ノ内線の支線である「方南町方面」に乗り換え。

再び折り返して池袋駅まで乗り通し、池袋駅有楽町線

さらに新富町駅日比谷線築地駅にて乗り換え、いったん八丁堀駅まで行って、引き返し、恵比寿駅まで乗る。

時間があれば、五反田駅で都営浅草線西馬込方面の支線と、折り返して三田駅から都営三田線に乗れればいいな・・・と考えています。

一部、すでに乗車済みの区間が重なりますが、路線図とにらめっこしながら、2時間程かけて考えた最上のルートだと自負しています。




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横浜駅10時ちょうどの相鉄本線、海老名行き特急列車に乗車。

「特急」と名は付いていますが、JRと違って、特急券は必要なく、乗車券のみで乗れます。

私が乗った5号車は、なんと4人がけボックスシートが設置されていました。




特急列車は横浜駅を出ると、次が二俣川駅で、ここで本線から、湘南台方面へ延びるいずみ野線に乗り換えます。

10時15分発の、快速湘南台行きに乗車。

快速と言っても、いずみ野線内は各駅停車です。

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横浜市というと、「みなとみらい」や「中華街」のように高いタワーや高層ビル、大勢の人々の行き交いなんかを思い浮かべますが、いずみ野線の、特にいずみ中央駅から先は、写真のように畑が広がる田舎のような風景が見られます。




・・・と、ここで1つ心配事が浮上。

というのも、このままこの列車で終点の湘南台駅に行くと、到着が10時31分。

次のブルーラインの快速列車が10時32分発と、どんなに頑張っても乗れない。

その次の39分発なら、私の足なら確実に乗ることができますが、これは各駅列車で、あざみ野駅まで1時間10分もかかってしまう。

今後の予定を考えると、なんとしても32分発の快速列車で、ちょっとでも時間を稼ぎたいところ。。。




・・・と、1つ「悪魔的発想」が浮かんできました

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地図を見ると、湘南台駅の1つ手前にゆめが丘駅があり、その近くにブルーライン下飯田駅があります。

つまり、ここで降りて、うまくすれば、くだんの快速列車に間に合うのです。

幸い、私は12年前にゆめが丘駅を訪れたことがあり、そのついでに相鉄いずみ野線全線と、ブルーライン湘南台駅から下飯田駅までは乗ったことがありますので、少しズルいですが、この方法に賭けるしかありません。

10時28分にゆめが丘駅に下車。

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駅前からして、畑というのどかさ。

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ホームはドーム状におおわれたユニークなものですが、駅周辺はこれといったものはなく、住宅が少しある程度と畑、更地です。

ここは横浜市泉区ですが、横浜にもまだまだローカル色のある風景は見られます。

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大通りに出ると、その先には在来線初の「ニールセン・ローゼ橋」という橋が見えます。

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その橋と反対方向に行くと、ブルーライン下飯田駅にたどり着きます。

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なんとか10時34分発の快速列車に間に合いました。



ブルーラインは全長40.4kmの地下鉄路線ですが、湘南台駅を除いて、横浜市をコの字型のように周ります。

基本的に地下区間を走りますが、上永谷駅や新羽駅からセンター北駅にかけて、そして中川駅からあざみ野駅にかけて厚木街道をまたぐなど、一部地上区間があります。

昨日のグリーンラインでもそうだったのですが、横浜市は丘陵地帯の多い、起伏に富んだ地形で、地下鉄でも出たり潜ったりします。

スピードはそれほど速くはありませんが、上大岡駅から関内駅にかけて5駅も通過するのは、地下鉄ではこの路線ぐらいだと思います。



11時33分、終点のあざみ野駅に到着。

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地上に出て、東急田園都市線の急行に乗り換えて渋谷駅まで行きます。

日曜日ということもあって、渋谷へ遊びに行くためか、車内は通勤時と変わらないほどの満員状態です。

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渋谷駅前はいつ行っても、人だらけですね。

「人口減少ってナニ?」と言わしめんばかりの多さで、地方在住の私なぞは、かえってめまいがしてきそうです。

私は学生時代に、渋谷駅を毎日利用していましたが、そのころと比べて、国内の観光客だけでなく、外国人もたくさん訪れていて、さらに増えているような気がします。

そもそも90年代前半までは、渋谷駅を鉄道で行くには、JR山手線のほか、東急東横線、東急新玉川線(現在は田園都市線)、京王井の頭線、地下鉄銀座線と半蔵門線新玉川線と直通)しか(?)ありませんでした。

それがまず、埼京線が恵比寿駅までの延伸、続いて湘南新宿ラインの開通、特急成田エクスプレスの停車。

2003年に地下鉄半蔵門線押上駅まで延伸・東武伊勢崎線スカイツリーライン)との直通開始、さらに地下鉄副都心線開業、東武東上線西武有楽町線池袋線との直通開始。

そして東急東横線地下化によって地下鉄副都心線との直通開始など、この30年弱(平成以降)で鉄道の利便性は大きく向上しました。

駅前に「渋谷ヒカリエ」もできたことで、観光客が渋谷へ行く意欲は格段に上がったと思います。

そんな人だらけの渋谷ですが、私は山手線の高架下にあるカレー屋で昼食をとりました。

外はあれほど人で溢れかえっているのに、なぜか店内はガラガラでした。




お腹を満たしたところで、JR渋谷駅の切符券売機へと向かいます。(続く)