横浜市営地下鉄ブルーライン
一部、すでに乗車済みの区間が重なりますが、路線図とにらめっこしながら、2時間程かけて考えた最上のルートだと自負しています。
「特急」と名は付いていますが、JRと違って、特急券は必要なく、乗車券のみで乗れます。
私が乗った5号車は、なんと4人がけボックスシートが設置されていました。
10時15分発の、快速湘南台行きに乗車。
快速と言っても、いずみ野線内は各駅停車です。
横浜市というと、「みなとみらい」や「中華街」のように高いタワーや高層ビル、大勢の人々の行き交いなんかを思い浮かべますが、いずみ野線の、特にいずみ中央駅から先は、写真のように畑が広がる田舎のような風景が見られます。
・・・と、ここで1つ心配事が浮上。
というのも、このままこの列車で終点の湘南台駅に行くと、到着が10時31分。
次のブルーラインの快速列車が10時32分発と、どんなに頑張っても乗れない。
その次の39分発なら、私の足なら確実に乗ることができますが、これは各駅列車で、あざみ野駅まで1時間10分もかかってしまう。
今後の予定を考えると、なんとしても32分発の快速列車で、ちょっとでも時間を稼ぎたいところ。。。
・・・と、1つ「悪魔的発想」が浮かんできました
つまり、ここで降りて、うまくすれば、くだんの快速列車に間に合うのです。
幸い、私は12年前にゆめが丘駅を訪れたことがあり、そのついでに相鉄いずみ野線全線と、ブルーラインの湘南台駅から下飯田駅までは乗ったことがありますので、少しズルいですが、この方法に賭けるしかありません。
10時28分にゆめが丘駅に下車。
駅前からして、畑というのどかさ。
ホームはドーム状におおわれたユニークなものですが、駅周辺はこれといったものはなく、住宅が少しある程度と畑、更地です。
ここは横浜市泉区ですが、横浜にもまだまだローカル色のある風景は見られます。
大通りに出ると、その先には在来線初の「ニールセン・ローゼ橋」という橋が見えます。
なんとか10時34分発の快速列車に間に合いました。
11時33分、終点のあざみ野駅に到着。
地上に出て、東急田園都市線の急行に乗り換えて渋谷駅まで行きます。
日曜日ということもあって、渋谷へ遊びに行くためか、車内は通勤時と変わらないほどの満員状態です。
渋谷駅前はいつ行っても、人だらけですね。
「人口減少ってナニ?」と言わしめんばかりの多さで、地方在住の私なぞは、かえってめまいがしてきそうです。
私は学生時代に、渋谷駅を毎日利用していましたが、そのころと比べて、国内の観光客だけでなく、外国人もたくさん訪れていて、さらに増えているような気がします。
駅前に「渋谷ヒカリエ」もできたことで、観光客が渋谷へ行く意欲は格段に上がったと思います。
そんな人だらけの渋谷ですが、私は山手線の高架下にあるカレー屋で昼食をとりました。
外はあれほど人で溢れかえっているのに、なぜか店内はガラガラでした。
お腹を満たしたところで、JR渋谷駅の切符券売機へと向かいます。(続く)