ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

三岐鉄道三岐線、近鉄湯の山線

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15時30分、日差しがまだ強く照りつけつつも、涼しい風が吹き込む、三岐線伊勢治田駅

側線があるのは、貨物列車が交換待ちをするためなのだそう。





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15時42分発、西藤原行きの列車が、ガッタン、ゴットンと音を立てながらゆっくりと入線してきました。

西武鉄道の車両で、2両編成です。



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1人の高校生しか乗っておらず、しかしそれでも列車はダイヤ通りに粛々と走ります。



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次の東藤原駅には、太平洋セメントの貨車が留置されていました。



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東藤原駅の先に、太平洋セメント藤原工場の敷地内を通り、工場へは引込線も延びています。



列車は鈴鹿山脈沿いにさらに奥へと進み、15時52分、終点の西藤原駅に到着。


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旅客列車の向かい側には、蒸気機関車をはじめとする機関車たちが静態保存されています。



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西藤原駅の駅舎は、蒸気機関車に客車を連ねたユニークなつくりとなっています。

駅前には、ちょっとした広場があり、庭園鉄道というミニサイズの線路だけがありました。

また、線路の先を上った所に、聖宝寺という最澄が平安初期に建てた古刹があります。




当初予定では、ここで近鉄富田駅へ折り返して終了するはずでしたが、まだ時間がありますので、次の日に乗る予定だった近鉄湯の山線前倒しで乗ることに決め、15時58分発の列車ですぐに折り返しました。

車内にはすでにハイキング帰りと思われる外国人旅行者たちがいました。




今度は駅に着くたびに乗客がどんどん乗ってきて、しまいには立ち客が現れるほどでした。

地元民によく利用されている印象でした。

なお、大矢知駅より先、三岐朝明信号場にて、JR関西本線へと連絡する貨物線と分かれます。



16時46分、近鉄富田駅のホームに降りた私は、改札口を通らず、そのまま近鉄名古屋線、16時49分発の準急、近鉄四日市行きに乗り換えます。

本来であれば、改札口を通り、新たに近鉄の乗車券を買って再び改札口を通らなければなりませんが、私は三岐鉄道の1日乗り放題パスと、近鉄の3日間全線フリーきっぷを持っていましたので、わざわざ改札に通す必要はないと思い、そのまま列車に乗ってしまいました。



16時56分に近鉄四日市駅に到着し、湯の山線ホームへ向かって、17時6分発、湯の山温泉行きに乗車。




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湯の山温泉へのアクセス線ということから、観光客が多いと思われましたが、実際には地元客が大半で、四日市市の郊外路線という性格も持っています。




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17時32分、終点の湯の山温泉駅に到着。

当駅から湯の山温泉へは、さらにバスかタクシーに乗り継いで行くことになります。




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駅周辺には三滝川が流れているぐらいで、目ぼしい観光スポットは見当たりません。



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17時55分発の列車で戻ります。

駅に着くごとに乗客が増えていきました。

18時22分、近鉄四日市駅に到着。

フリーパスを自動改札機に入れると、ちゃんと通してくれました。



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街の規模は、JR四日市駅前とは比べ物にならないぐらいに大きくて、まるで都会に来たように感じました。

この日の旅程はこれで終わりです。

三岐鉄道北勢線から三岐線への徒歩乗り換えが効いて、予定以上に進められました。

次の日は、四日市あすなろう鉄道から始め、宇治山田駅で時間調整をしたいと思います。