ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

札幌市営地下鉄東豊線

札幌市電の西4丁目停留場から、地下鉄の大通駅に戻り、次は東豊線へと歩を進めます。

大通駅は、これから乗る東豊線をはじめ、先ほど乗った東西線、そして南北線と、札幌市営地下鉄のすべての路線が通る唯一の駅です。

したがって、駅の規模も大きく、さっぽろテレビ塔へと続く「オーロラタウン」や、すすきの駅までを結ぶ「ポールタウン」など地下街が充実して、往来がとても多いです。

東豊線のホームはなかなか離れていて、11kgものキャリーバッグを引いているせいもあったのでしょう、乗り換えるのに7分程かかりました。

路面電車から近い順で言えば、南北線東西線東豊線、という感じです。

あくまでも個人的な体感ですが。。。




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16時31分発の電車で栄町まで行きます。

乗車率は先ほどの東西線より良く、立ち客がいるほどでした。




東豊線は、1988年(昭和63年)12月と、昭和期最後に開業した地下鉄です。

1994年に豊水すすきの駅から福住駅まで延伸開業し、栄町駅から福住駅までを結ぶ全長13.6kmの路線です。

こちらも東西線と同様、全区間地下のため、単調な区間が続きます。

大通駅から14分で終点、栄町駅に到着。

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駅前にはイオンモールが堂々と建っています。




街並みの様子をしかと味わう余裕もなく、再び地下へと吸い込まれて電車へ。

時間に追われるのはいつものことですが、自分で計画を立てた以上、文句を言う先は自分へと跳ね返ります。




16時54分に栄町駅を出発した列車は、お客さんを乗せては降ろしをくり返し、17時31分、福住駅に到着。

さすがにキャリーバッグを持ち上げながら外へ出るのはもう疲れましたので、最後の南北線真駒内駅を除いて、しません。

すぐに栄町行きに乗り直します。



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車内を改めて見回すと、明るく開放的できれいだなと感じます。

ドア上には東西線になかった液晶ディスプレイが付いて、主に地下鉄のことや札幌市の観光などに関するCMが代わる代わる流れていきます。


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ありゃりゃ?

この車両にも窓が開いていますね~。

でも先ほどの東西線とは違い、連結部分に仕切ドアが設けられていますから、風が強く吹き込んでくることはなかったです。




電車は駅へ着くたびにお客さんをどんどん乗せていきます。

学園前駅で高校生と大学生たちがどっと乗り込んできて、車内が一気に若返りました。

そして、5度目の大通駅に17時38分に着き、下車。

結局、東豊線には1時間7分も費やしました。

次は、この日最後に乗る南北線へと向かいます。(続く)