札幌市営地下鉄南北線
ホームドア前にはすでに行列をつくっており、帰宅ラッシュ時を思わせます。
麻生駅で真駒内方面へ折り返します。
例のアレがどうなっているか気になるところですが・・・
やっぱり!
どうも札幌市営地下鉄では、夏になると涼をとるためでしょうか、車内に冷房が入ってもお構いなしに窓を開けるようです。
これまで仙台、東京、名古屋、大阪、福岡と、いろんな地下鉄に乗りまくってきましたが、窓を開けたままというのは、あまり見かけないですね。
それどころか、窓すら開かない車両だってあります。
もっとも、札幌では夏でもあまり冷房をかけないらしいですから、この光景は札幌らしいといえば、そうなんだなと感じます。
窓を開けっぱなしだから、走行中はさぞかしうるさいだろうと思ったのですが、そうでもないですね。
南北線にしても比較的静かですから、窓を開けても、乗客のさざめきにかき消されて、音の環境がうまく保たれているようでした。
シェルターで覆う理由は、もちろん冬の降雪・積雪対策のためで、このおかげで電車は定時運転を実現できるわけです。
このような光景が見られるのは、おそらく南北線ぐらいでしょう。
ただし、中はうす暗く、窓もくもっていて眺望は良いものではありません。
冬の積雪時には、外がもっと真っ白になると想像します。
本数が多く、都心と地下の光景ばかりでしたから、北海道らしさはあまり感じられませんでしたが、夏には窓が開いているというのだけは、らしさを感じることができました。
この後、すすきの駅まで戻って下車し、歓楽街を通り、ビジネスホテルへ投宿。
すすきのはおいしそうなお店がたくさん並んでいましたが、声掛けが多いのにはさすが夜の街だなと思いました。(続く)