富良野線
布団との相性が良かったのか、すっきり目が覚め、朝食もしっかりとりましたから、気持ちよく歩くことができました。
毎回、カプセルはさすがに遠慮したいですが、周りの宿がことごとく満室など、のっぴきならない状況に追い込まれたときに、また利用しようかなと思います。
これで宗谷本線を往復し終わり、総距離259.4×2=518.8kmも乗ったことになりましたが、短い日程で済ませてしまったこともあって、案外、あっけなかったなと感じました。
次に乗るのは、富良野線です。
観光といっても、私は美瑛がジャガイモ畑などなだらかな丘陵地帯、富良野はラベンダー畑ぐらいしか思いつきませんでしたが、2両編成の車内に入ると、外国人観光客(とくに中国系)が多くいたのは確かでした。
新得駅でおよそ40分の待ち時間がありますが、これはどこか駅前とか駅構内の適当な店で昼食をとればいい。
だから、景色は都市、住宅街、農地、山、海・・・と、どんどん変わっていきますから、それはそれはもう、楽しみです。
しばらくは旭川市の郊外を走り、住宅街を見ます。
やがて、旭川市郊外を抜けると、次第に農地が多く現れてきました。
外国人観光客もその景色を写真に収めようと撮りはじめ、中には運転席の方へ行って前の景色を撮る人もいました。
10時13分、美瑛駅で外国人観光客が降りていきましたが、乗ってくる人もいました。
観光客向けのお店多し。
しかし、美瑛駅の1つ先、無人駅である美馬牛駅で降りていく人の方が多く、いったいどこへ行くのだろうかと思いました。
外は雨が降り出してきました。
列車は、民家がわずかしか見当たらない丘陵地帯を上下に走ります。
ジャガイモ畑でしょうか、広くてなだからかな畑地が見え、よくテレビのCMとかで流れる北海道らしい風景になってきました。
水田やタマネギ畑、麦畑などこのあたりは農業が盛んですね。
反対側にはラベンダー畑が見えるはずですが、まだ時期尚早ということで、臨時駅であるラベンダー畑駅もまだ工事中でした。
曇天が続いており、晴れていれば十勝岳も見えたはずでしたが、期待はできません。
(いちおう山の中腹はうっすらと見えましたが。。。)
(まさか、東鹿越駅からのバスがなくなったのか)