ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

日高本線4(静内~苫小牧)、室蘭本線3(苫小牧~東室蘭)

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6月25日(月)。

北海道旅行も6日目となりました。

この日、本州では軒並み真夏日を記録し、高湿度による蒸し暑さが覆っていたようですが、私がいる北海道新ひだか町の静内は、日差しがやわらかく、爽やかな風が吹く初夏の陽気で、人間が活動するのに最適な気候でした。

ホテルの朝食を済ませた後、おやつと飲み物を買いに、静内の町中を10分ほど歩きました。

コンビニは国道沿いで、相変わらず車の往来多く、人通りは少ない典型的な地方の交通社会を映していましたが、そんなことはどうでもいいぐらい気持ちのいい朝を迎えられて、今日1日良いことがありそうだなと、根拠のない自信が芽生えてきました。



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8時50分にホテルを出発し、5分程で静内駅に到着。

横長の立派な駅舎ですが、鉄道は通らず、代行バス道南バスが発着します。

とはいえ、入場券を買えばホームに入れてくれますから、それを買って静内駅のホームへと入ってみました。



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列車は来ないにもかかわらず、線路がまだ残っていて、上下線のそれぞれが遠くまで延びています。

まだ完全に廃線と決まったわけではありませんから、残しているのでしょう。


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とくに駅舎側の駅名標は丸太で囲んだ立派なもので、廃線するにはもったいない代物のように思えます。



改札口を抜け、駅舎を出て、9時7分発、鵡川(むかわ)行きのバスに乗ります。


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地元客が中心で、大体8人ほど乗っていました。




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昨日より馬の姿はありませんでしたが、牧草の上でのんびりと過ごしているのが見えました。


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節婦駅のバス停で、代行バスのために待合室も設置したのでしょう。

こういう駅前に停まらない所は、新たに待合室をつくって利用者に便宜を図っているようです。



バスは昨日と同じルートを通るため、やや退屈でしたが、なぜか昨日通った富川高校には寄りませんでした。

学校の登下校に関わらないからでしょうか。



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汐見駅で、1人乗ってきました。

いくら国道から外れているとはいえ、利用する人がいる以上、面倒でもここに寄る理由はありますね。

10時51分、鵡川駅着。


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10時58分発、苫小牧行きの列車に乗り継ぎ、11時29分、21時間ぶりに苫小牧駅に到着。


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続いて11時32分発、特急スーパー北斗10号函館行きに乗ります。

7両編成で、指定席は観光客とビジネス客で埋め尽くされ、満席でした。

荷物スペースも塞がっていて、キャリーバッグをやや通路にはみ出しながらもそこに置いて、山側の席に座りました。


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列車は白老駅までの日本一長い直線距離を時速130kmという俊足で飛ばします。

この辺りは活火山地帯で、遠くにごつごつとした山の形が見えます。

12時8分、東室蘭駅で下車。

次は、室蘭本線の支線で室蘭へ向かいます。(続く)