ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

函館市電(宝来・谷地頭線)

イメージ 1

6月26日(火)。

7日目のスタートです。

雲が広がっていますが、まだ雨は降っていませんでした。

まず、午前中に函館市電の残している部分、すなわち函館駅前から函館どつく前の本線2.9kmと、十字街から谷地頭の宝来・谷地頭線1.4kmを済ませようと思います。

それでも、その後の函館本線(藤城支線)が12時34分と、時間に余裕がありそうで、途中、まち歩きや観光も挟んでいきたいですね。

それでは、始めましょう。



イメージ 2

午前9時、谷地頭行きの電車が来ました。

先に谷地頭線を片付けて、それから本線ですね。



イメージ 3

※路線図は、函館市企業局交通部のホームページより引用 


電車は市街地をゆっくり走ります。

旧式の車両なので、路面電車らしい吊り掛け駆動音を唸らせます。

十字街で本線と分かれて左へと急カーブ。

函館山がよく見えます。




イメージ 4

イメージ 5

乗車時にICカードをかざしてしまいましたが、車内で「市電専用1日乗車券」(600円)が買えることが分かり、終点の谷地頭停留場で降りる時に、運転士さんに訊ねてみました。

すると、ICカードの方は1日たつと自動的に記録が抹消されるため、下車時にかざさなくていいとのことでした。

それを聞いて安心し、1日乗車券を購入して、9時17分、谷地頭停留場に降りました。



イメージ 6

利用者はそこそこいるみたいですね。

電車から海がちらっと見えたので、駅前を少し散策してみました。

海のある方へ向けて、住宅街を歩くこと5分。



イメージ 7

イメージ 8

目の前は津軽海峡が広がり、といっても、ここから本州を望むことは難しいのですが、代わりに北東方向に、湯の川温泉函館空港のある亀田半島が続いています。

潮の香りが漂い、頭上にウミネコが鳴いていました。



イメージ 9

谷地頭停留場へと戻ります。

電車が行ったばかりでしたので、1日乗車券の日付部分のスクラッチをコインではがします。

・・・が、これがなかなか削りづらいんですよね。。。

縁がギザギザになっている硬貨でゴシゴシ削り、やっと日付部分が銀色から黄色へと変わりました。




イメージ 10

湯の川行きの電車に乗り、せっかくなので、函館山を目指します。

宝来町停留場で下車。



イメージ 11

ここから10分ほど歩いて、函館山ロープウェイ山麓駅へと向かいます。(続く)