ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

神戸電鉄公園都市線

北海道・東北鉄道旅行の熱が冷めぬうちに、4日後の7月2日(月)から4日(水)まで、関西の残っている私鉄線を乗りつぶしに行きました。

別の意味で「テツは熱いうちに打て」状態ですが、この日程になったのは、2日の夜、大阪中之島で経済学のセミナーに参加するためで、それに便乗する形になったのです。

その残存路線ですが、列挙すると、




1  神戸電鉄公園都市線(全線)
4  阪急甲陽線(全線)
5  阪急伊丹線(全線)
6  阪急今津線西宮北口~今津)
7  水間鉄道(全線)
8  南海多奈川線(全線)
9  南海和歌山港線(全線)
10 南海加太線(全線)
11 和歌山電鐵(全線)
12 南海高野線河内長野極楽橋
13 近鉄吉野線(全線)
14 近鉄御所線(全線)
15 近鉄信貴線(全線)


です。

兵庫県大阪府和歌山県奈良県とけっこう、広範囲に散らばっていて、とくに兵庫県和歌山県が多いですね。

しかも、盲腸線(どんづまり線)ばかりが残っており、これが乗り残し・乗りにくくしている原因だと思われます。

なお、ケーブルカーについては、お金と行く手間がかかるため、私の完乗目標から除外していますが、極楽橋からつながる高野山ケーブルと、近鉄信貴線と接続する西信貴ケーブルには乗車しましたので、その記録も併せて残しておきます。

それと、今回は本数が比較的多い所ばかりを通ったため、いちいち乗車・下車時刻の記録は取りませんでしたが、分かる箇所だけ記すことにします。





イメージ 1

大阪駅からスタートです。


イメージ 2

10時51分発、福知山線(JR宝塚線)の丹波路快速三田駅へ向かいます。



イメージ 3

宝塚線は、宝塚駅から三田駅までは武庫川の峡谷を通ります。

大阪から26kmぐらいの所なのに、この秘境感を味わえるのは良いですね。

土地が開けて三田の盆地に入り、11時29分、三田駅で下車。



イメージ 4

人口およそ11万人を擁する中規模都市で、駅前は商業施設など高い建物があります。

1階に下りて、定食屋でかつ丼をかきこみます。

昼食後、神戸電鉄三田駅へと向かいます。



イメージ 5

ICカードの残金が足りなかったため、チャージしようと自動券売機へ行きましたが、なんとチャージに対応していませんでした。

しかたないので、きっぷをわざわざ買うことになりましたが、ICカードや事前に買ったきっぷで通ることに慣れてしまったため、面倒なことこの上ないですね。。。



イメージ 6

12時5分発、ウッディタウン中央行きの電車に乗ります。

3両編成の車内はガラガラでした。




神戸電鉄公園都市線は、横山駅ウッディタウン中央駅を結ぶ全長5.5kmの支線ですが、すべての電車が三田駅まで乗り入れています。

三田市ニュータウン路線で、1996年に最終開業と新しい路線です。




横山駅でたくさんの高校生たちが乗ってきました。

まだお昼なのに乗るということは、期末試験の期間でしょうか。

公園都市線は、三田線と分かれるとすぐにトンネルに入り、ちょっとして出ると、またトンネル・・・を繰り返します。

フラワータウン駅から県道720号線に挟まれた格好となります。



イメージ 7

沿道には新しい戸建て住宅やマンションが立ち並んでいて、ニュータウンらしい景色が続きます。

ただ、線路の両側は柵で囲われ、丘陵地帯の掘割ばかりを進むために、視界はあまりききません。

新しい路線のためか、踏切は一つもなく、古い車両なのに快調に走ります。

12時18分、終点のウッディタウン中央駅に到着。



イメージ 8

北摂三田ニュータウンの中核駅ですね。


イメージ 9

駅近くにはイオンモールなどの商業施設が並んでいて、通路でつながっています。

雨よけがなされているため、濡れずにすみますね。


イメージ 10

ホテルもあります。


イメージ 11

イメージ 12

この先、北の方には、山が連なっています。



イメージ 13

公園都市線横山駅まで戻り、次は有馬線有馬口駅を目指します。(続く)