ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

近鉄御所線

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続いて、尺土駅で5分接続の15時26分発、近鉄御所線(ごせせん)、近鉄御所行きに乗り換えます。

近鉄御所線尺土駅近鉄御所駅を結ぶ全長5.2kmの支線で、終点の近鉄御所駅から葛城山へのアクセスを担っています。

といっても、駅からバスで20分弱かかるような少々不便なもので、これがなければ、特段かわりばえのしない生活路線です。

2両編成の車内には30%ほどの乗車率で埋まりました。





畑地・更地、そして住宅街を走り、8分の乗車で近鉄御所駅15時34分に到着。



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ここで折り返して近鉄信貴線に向かっても良かったのですが、スマホの地図を見ると、近鉄御所駅から300mほどの所にJR和歌山線御所駅があり、それに乗って高田駅へ行って、さらに近鉄大阪線大和高田駅に乗り換えられそうです。

私は関西往復フリーきっぷを持っており、JR和歌山線のこの区間はエリア内に該当するので、そのぶん運賃を省くことができます。



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ということで、私はJR御所駅を目指して歩きました。

次の高田方面、奈良行きが16時ちょうどなので、少しばかり町の様子を見て回ります。




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JR和歌山線の踏切の先に商店街があります。

屋根が付いていますが、歩行者が誰もいないから、かえって薄暗く寂しい雰囲気が出ています。

車の往来が多く、商店街が滅ぶ典型パターンだなと思いました。




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昔ながらの古い建物が残っています。

御所という字面から、なにか権威めいたものを感じますが、この由来ははっきりとしていないそうです。




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簡単に寄り道した後、JR御所駅に着き、跨線橋を渡ってホームに入ります。



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16時ちょうどの電車に乗り、高田駅へ。

下校途中の高校生が多いですね。



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16時8分に高田駅に着き、付近を通るはずの近鉄大阪線大和高田駅で16時18分発の急行列車があるので、ぜひそれに乗りたい。

ネットで徒歩5分とあるので、10分もあれば間に合うでしょう。

ところが、思ったより距離があって、しかもよりによって、近鉄の駅前でちょうど赤信号に変わったばかりという仕打ちに遭います。

歩道橋を駆け、なんとかホームに滑り込むことができて肝を冷やしましたが、ネット情報を鵜呑みにすると痛い目に遭わされるなと思いました。

私の中で、乗り換え時間は「徒歩最低10分」と書き換えられました。



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大和高田駅(D25)から急行、大阪上本町駅行きに乗り、16時28分、河内国分駅(D18)で、16時33分発の普通列車に乗り換えます。


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※路線図は近畿日本鉄道のホームページより引用  

近鉄信貴線がある河内山本駅(D12,J12)に急行が停まらないからです。

16時44分、河内山本駅で降り、最後の未乗線である信貴線に乗ります。(続く)