ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

遠州鉄道

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大垣駅からJR東海道本線で、次の未乗路線、遠州鉄道のある浜松駅へと向かいます。

11時26分発、快速、豊橋行きに乗ります。



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この快速列車は、時速100km以上で飛ばし、しかも座席が転換クロスシートですから、特急列車に乗ってるような感覚になります。

特急券とか指定席券とかいらず、乗車券だけで乗れる「乗り得」列車なわけです。

およそ1時間半の乗車で、12時57分、豊橋駅着。



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引き続き、東海道本線で13時3分発、普通列車掛川行きに乗ります。



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浜名湖は残念ながら小雨が降っていて、きれいな景色ではありませんでしたが、転換クロスシートでこちらも快適に過ごすことができました。

13時38分、浜松駅で下車。



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JRの北口から左に曲がって、遠州鉄道新浜松駅の場所を確認します。


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ビルが立ち並んでいて分かりづらいですが、2分ほど歩いて新浜松駅のあるビルを見つけました。

14時ちょうど発の電車に乗ろうかと思いましたが、さすがに空腹に耐えられず、予定の電車を1本遅らせてでも昼食をとることにします。

遠鉄百貨店の8階でグルメフェアが開催され、食欲をそそられましたが、時間が足りず、イタリアンカフェのパスタで済ませました。






エスカレーターで2階に上がり、自動券売機で西鹿島駅までのきっぷを買い、改札を抜けて3階へと上がります。


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14時8分に到着するはずの電車は、踏切内の安全確認のため、2分遅れで到着しました。

乗客が全員降りた後、ホームで待っていた人が乗り、運転士と車掌がそれぞれ移動して位置につくのを、たった2分で完了し、定刻通り14時12分に出発です。





遠州鉄道鉄道線は、新浜松駅西鹿島駅を結ぶ全長17.8kmの路線で、そのうち駅が18個もあります。

平均して1kmおきに設置されている計算になりますが、もちろん実態はまちまちで、遠州小林から遠州芝本間の1.7kmあれば、第一通りから遠州病院間の0.3kmしかない区間もあります。

どちらにしても、浜松市の郊外路線という性格が強く、客層も高校生からビジネスマン、主婦といった地元客が中心で、観光客はあまりいません。





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電車は新浜松駅から上島駅までは見晴らしのよい高架区間を走り、その先は地上となります。

さっき乗った養老鉄道と同じく住宅街が多いですが、こちらは1時間に5本(12分間隔)と利便性は高く、利用者も多いです。

遠州岩水寺駅を出ると、左手に丘陵地帯が迫り、少し雰囲気が変わりますが、山岳地帯を走ることはなく、やがて丘陵から天竜浜名湖鉄道の線路が姿を現し、14時44分、終点の西鹿島駅に到着。


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当駅に遠州鉄道車両基地があり、所狭しと留置されています。

乗客を改札の外へ出した後、改札口で待っていた人々をホームに入れ、運転士と車掌もまた移動して位置につき、たった1分で新浜松方面へ発車していきました。




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駅はちょっとした高台に位置し、駅から延びる道路はまっすぐ下がっています。

外は小雨がぱらつき、目ぼしい観光地もなさそうですから、トイレだけ済ませ、15時ちょうどの電車で新浜松駅へと折り返しました。

駅に着くたびに乗客は増え、立つ人が出るほどの盛況ぶりで、新浜松駅に着くと、改札口へ向かって一斉に降りて行くという状態でした。




これで2つ目の未乗路線を消化し、次は大井川鐡道のある金谷駅へと向かいます。(続く)