常磐線5(浪江~仙台)
雨が降らない所まで来たようです。
4両編成の車内は、50%ほどの乗車率でした。
小高駅の待合室は新しくなっています。
この辺りは、2016年7月12日に避難区域が解除されました。
20分の乗車で、12時40分、原ノ町駅に到着。
今度のは2両に減車され、車内も雑然としていました。
ちょうど部活帰りの高校生たちも乗ってきて、座席はすべて埋まりました。
晴れ間が広がり、広い田んぼ地帯に出てきました。
もうすぐ収穫を迎えますね。
駒ヶ嶺駅の少し先、右手には火力の新地発電所が見えてきます。
3.11の震災で運転停止になりましたが、その年の12月には運転再開を果たしました。
そのおかげで、路線長は震災前より0.6km長くなりました。
畳で敷き詰められたような田んぼ地帯を高架で駆け抜けるのは、なかなか気持ちがいいものです。
それから7年半が経ち、元の稲作風景に戻ったようです。
東北本線とは日暮里駅以来で、久しぶりの朋友に再会を果たしたという感じです。
駅に着くごとに乗客は増え、満員状態となってきました。
14時18分、終点、仙台駅に到着。